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終戦間もない北海道網走での少年時代。著者は、雑音まじりのラジオから聞こえる異国の言葉に胸をときめかせ、語学に邁進した。そして独学で英語を磨き日米交換留学生になり、教材が入手困難な中あらゆる方法を駆使して30歳で「20カ国語」をマスターした。語学上達のノウハウを惜しみなく開陳した名著であり、外国語の習得に熱中した一人の青年の青春記。
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Posted by ブクログ
高校2年から外国語学習に傾倒し、次々に完璧な運用能力を手に入れていった男の短い回想録。こういう武勇伝ならいくらでも読んでいたい。 高校時代に留学したニューヨークで、フランス語のクラスで首席だったなど秀才エピソードがいっぱい。 その他、各章のタイトルは「ブロークンは敵」「海外旅行はムダ」などインパクト...続きを読むが強い。 押し出しの強さと行動力とが、淡々とした文章から滲み出しまくっていて、それが不思議なユーモアになっている。面白い本。
20か国語を話すことができる著者の語学に対する遍歴と学習方法、語学に対する姿勢や学び方が述べられている。 語学のみならず、何かを身に着けるための学習方法や姿勢について学ぶことができる著書でもあると感じた。ここにある学習方法はいくつも自身にも身に着ける必要があるものであり、再読必至。 ・最初は全巻通...続きを読む読し、内容をの詳細は完全にわからなくとも、わかったものとして全学習の範囲を頭に入れよう、それから勉強方針を立てることにしよう、と考えた。 ・自分の言える範囲のことを声に出して言いうーこれは私にとって、測り知れないほど役に立った。 ・英文の方をふせて、日本文を口頭で英語にしてみる。それから、英語のほうをチェックする。作文には自信があっても、ともかくその本を考えることなしにいえるようになるまで、繰り返し繰り返し練習した。 ・この時期に、私は意識的に、できるだけやさしい内容の本を探して読みあさった。 ・それぞれのことばには、各固有の理論や感覚があり、文法書と辞書から得られるものプラス・アルファによって、はじめて健全な知識が得られるものである ・作文力を基盤に持たない解釈力はあぶなっかしい読解力であり、読解力ではありえない。 ・ある国の言葉をものにしよう、と決めたら、その語の「文法書」から読みはじめたりせず、やはり「入門書」からはいるのがよい。 ・第一次=全体把握のための通読。そして休憩 第二次=精読。嫌気がさしたら、休憩。 第三次=また初めから精読(このときは、少なくとも第二次の時の倍はゆくはず)そして嫌気がさしたら休憩 第四次=また初めから精読。そしてついに征服。 ・まず、繰り返し聞くことをおすすめする。最初はその語音に慣れるだけでよい。その音の特徴をつかむのである。 ・「外国語をマスターする」という定義は、「与えられた言葉を母国語とする人々がそれを読む聞く話すことを基準にして、正しく理解でき、使えるようになること」と定義しておく。
50年以上も前の刊行物ということで、確かに今の時代には一般的とはいえないもの(カセットテープとか)や、法的にアウトの内容(上映中の映画の音声を録音したりとか)もありますが、どんな時代でも普遍的な「いつまでも好奇心と情熱を持って学び続けるカッコ良さ」に溢れた一冊です。 「種田さんが今ご存命だったら、...続きを読むインターネットやSNSなどを活用してどれだけの言語を習得し、どれだけのご活躍をされたんだろう?」というのは本書を読んだ人なら誰しも頭によぎったんじゃないでしょうか。 本書は昨年文庫版が復刊されていたのを、たまたま書店で見かけて手に取り大当たりでした。ネット通販も便利とはいえ、こういう出会いは本当に嬉しいものです。
現代に合わない学習法も少なからず記されていたけど、根本的には今にも通じるものがほとんど。 語学への情熱、執念を覗くことができた。 ポリグロットへの憧れ、自分も頑張りたいなと思う。
『50年経っても色褪せない語学学習の心得』 終戦間もない網走での少年時代に出会った異国の言葉。 今のようにYoutubeもSNSもない時代。 そんな時代に20ヵ国語を習得した著者が伝授する学習法は、身の回りに教材の溢れる現在だからこそ、大切にしたい。
18年前イギリスに留学する前に読みたかった!いや、学生時代に読みたかった!! 娘が中学生になったら絶対読ませよう。。。 でもとりあえず英語の勉強のやる気だけは出たので昔買った文法の本をすり減るまでやってみる!
知らぬ間にフランス語入門書を買わされてしまうくらいにこの本を読んで触発されてしまった。 旅行に行って現地の人と現地の言葉で喋れるようになりたい!
ペンパル、テープなど時代の違いなどを感じる部分は斜め読み。ただし語学学習の根幹は今も昔もかわらず、好きになること、楽しむこと、執念だということは納得。外国に行けば上達するわけではないということ、あくまで積極的に学び続ける姿勢が能力に繋がるという説明は、留学をする年齢でもなく環境も整っていない私にはや...続きを読むる気を起こさせるものだった。 最後の言葉は刺さった。 完全主義者は上達しない、間違ってもよいから話して自信をつけるのが良いという考え方では相手の尊敬を得ることができず会話も楽しめない。とにかくせっせと勉強せよとのこと。 話す相手や環境がないと上達しないというのは思い込みなのかもしれない。確かに日本に来ているカタコトで話す外国人はどうしても幼稚に思えてしまうしどうせ簡単な言葉しか通じないから会話も疲れてしまう。流暢であればそれだけで尊敬する。せっかく地球上に生まれてきたのだからかつて夢見た外国語マスターをまた目指してみようか、と思わずにはいられなくなった。
著者が外国語習得にこれほどまでの情熱を傾けたのは何がきっかけだったのか、どのようにして語学を習得していったのかの記述に、自分の好きなことを追求していくことで道が開けていくのだなと、大きな力をもらった。ブロークンを許さず、 正しい発音、正しい文法こそが、言葉の奥にある心の機微を伝達しうるという著者の徹...続きを読む底ぶりに感服する。
語学に向き合う姿勢がすごい。執念深い。 絶対間違えた言葉を使わない、使うくらいなら黙ってる!な姿勢 ブロークン語を使わないという意思! 各言語の音に対するオタク度が深い 漆塗りの語学勉強は ほんとに大切だと思った。同じテキストをボロボロ暗記できるまでやり倒す。お風呂で独り言、 その言葉下での生活環境...続きを読むにすること。 下手に友達作って、留学して、できた気になる前に自分を飼いならせよ!!!
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種田輝豊
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