がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎

がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎

770円 (税込)

3pt

3.0

「がん」による暗殺は実現可能か――!?
静かに進行する連続殺人事件と、がん団信を利用した保険金詐欺疑惑。
夏目医師は、代替医療の闇も目の当たりにし――

シリーズ累計47万部突破!
『このミステリーがすごい』大賞受賞作『がん消滅の罠 完全寛解の謎』に続く、先端科学×医療ミステリー!

「技術的には充分に可能になっており、人知れず実行されているかもしれない。
そんな危惧から、本作を執筆しました」――著者

※本書は、2021年刊行の単行本を加筆・改題のうえ、文庫化したものです。


(あらすじ)
日本がんセンターの夏目医師は、大手保険会社に勤める森川からまたも奇妙な事例を聞く。それは、住宅ローンのがん団信を利用した保険金詐欺を疑うものだった。一方、埼玉県内では医師殺人事件が連続しており、夏目のもとにも刑事が訪ねてくる。さらには脅迫を受けているという政治家から人間を人工的にがんにさせることができるのか」と相談され……。果たして、前代未聞の犯罪計画の全貌とは!?

(著者プロフィール)
岩木一麻
1976年、埼玉県生まれ。神戸大学大学院自然科学研究科修了。国立がん研究センター、放射線医学総合研究所で研究に従事。現在、医療系出版社に勤務。第15回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2017年に『がん消滅の罠 完全寛解の謎』でデビュー。他の著書に『時限感染』(以上、宝島社)、『テウトの創薬』(KADOKAWA)がある。

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がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「がん消滅の罠」の続編。
    日本がんセンター勤務の夏目と羽島、そして生命保険会社勤務の森川の3名が不可解な事件に挑むシリーズの2作目。
    埼玉県内の医師連続殺人事件とがん団信を利用した保険金詐欺の2つの物語が並行して描かれる。
    今回の軸はメラノーマと言うガンは人工的に移植できるか、と言うもの。
    通常黒色

    0
    2023年08月06日

    Posted by ブクログ

     む、難しかった。今回も医療最前線の用語が前作に増して多くて、一度読んだだけでは理解できない部分も。
     しかし、この人間模様、面白い。医師法で、医師は患者に害を与えてはならないとあるそうだが、消極的な行動や、巌医師のように、説明するも説得せずと言うのは、これに当たるのだろうか?そして、自分の行動を選

    0
    2023年04月24日

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