野蛮人の図書室
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野蛮人の図書室

1,155円 (税込)
808円 (税込) 6月6日まで

4pt

日本人は、所詮野蛮人である! というスタンスに立って物事を考えると、脳みそから力が抜けて、ラクに知識が頭に入ってくる。当代随一の読書家であり、教養人である、佐藤優氏が、若いサラリーマン(野蛮人)がいま何を読めば必要にして十分なのかを懇切に教えてくれる。何者かに騙されないで生きるために必携のブックガイド。

●読書によって教養を身につけるためのコツがある。数学で分数が理解できていない人が、微分、積分に関する本を読んでも、絶対に内容を理解することはできない。それと同じように政治や経済、あるいは恋愛についても、本には読む順番がある。世の中には難しい内容を入門者向けにわかりやすく書いた本がある。こういう本をきちんと読んでおけば、自分の頭で現在起きている出来事を読み解くことができるようになる。私は『野蛮人の図書室』で、読書好きの人だけでなく、今まであまり本を読んだことがないという人を思い浮かべながら、野蛮人を脱し、教養人になるための道案内をしたい。

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野蛮人の図書室 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    雑誌のコラムを再編集したもの。一つ一つのトピックは長くなく、容易に読める構成。
    一つのトピックに対し2冊の書籍を挙げ、佐藤氏の見解が述べてある。取り上げられる書籍は、漫画から小泉八雲の怪談、経済古典、小説と幅広く、それらから佐藤氏が何を読み取ったのかがクリアにわかる。
    こういう読書力は一朝一夕には身

    0
    2016年08月12日

    Posted by ブクログ

     今年(というかこれから先)の目標が読書家になることである自分。
    色々なジャンルを読みたい、と思いつつも膨大な本から1冊を選ぶだけの目も時間もない自分。
    本来なら失敗する経験も必要なのだろうが。

     そんな自分の為にあるような本だ、と思い購入。
    この本を読んで更に「たくさんの本を読みたい」という欲求

    0
    2012年01月15日

    Posted by ブクログ

    週刊プレイボーイに連載を1冊にまとめたもの。形式は1つのテーマ(1週ごと)に2冊挙げて、その解説をしている。

    内容は、人生を豊かにする書棚、日本という国がわかる書棚、世界情勢がわかる書棚、と対談という形である。筆者の経験が生かせる日本や世界の情勢がわかるところがよいのではないだろうか。

    読書をす

    0
    2012年04月23日

    Posted by ブクログ

    著者による類書(本を紹介・解説する本)との違いは、その分野での「入門書」の紹介を積極的に取り入れているところ。軽い新書も多い。

    が、最も驚いたのは村山由佳著『おいしいコーヒーの入れ方』が紹介されていたこと。佐藤氏、おいコーなんて読むんだ・・・しかも解説文が恥ずかしいし・・・しかもその「発展書」とし

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    2012年01月14日

    Posted by ブクログ

    前に立花隆と共著してた本があまりにも敷居が高すぎた記憶があったんで恐る恐る手にとってみた。テーマごとに二冊ずつ紹介。「ベストセラー炎上」の読後だけあって、物足りなさを感じるくらい意外にあっさり。両者の1Q84に関するコメント読み比べるだけでも、なんとなく思考の違いが分かる。

    0
    2013年01月23日

    Posted by ブクログ

     われわれは、誰もが野蛮人である。この現実を見据えることが重要だ。現代では様々な情報が流れ込み、その情報に順応し、自分の頭で物を考えられなくなる。すなわち、野蛮人である。野蛮人から脱するには教養が必要だ。教養を身につけるための書評録。

     書評録っていうのは便利なものだな。本屋でパラっと読んで興味も

    0
    2011年12月28日

    Posted by ブクログ

    著者地震は善人なのか悪人なのかはわからないが、書評自体は非常に興味深く、面白く読んだ。テレビでポジショントークをしている人たちより知性に溢れている。紹介されている本も読んでみたい。

    0
    2011年12月24日

    Posted by ブクログ

    あるテーマ毎に、2冊ずつの書籍を紹介。著者の得意分野(と思う)の政治関係が多いが、自分には苦手分野にぶん、役に立つ。

    0
    2011年12月11日

    Posted by ブクログ

    いろいろな本の紹介の部分はおいといて、最後の方で、テロとの戦いという形で日本はすでに戦争状態に入っている、そしてこの世界恐慌で戦争が本格化する、1929年の世界恐慌のあと第二次世界大戦がはじまったように。

    「場所の特定も難しくない。パキスタンですよ」(p292)
    と言っており、核使用の可能性もある

    0
    2020年04月18日

    Posted by ブクログ

    猫が餌を与え、トイレの掃除をする人間との間で確立された信頼関係を裏切ることがないという。その類比で著者は、仕事を大切にし、家庭を大切にする人を信頼することにしている。

    沖縄戦で用いられた日本人をアメリカの管理下に置くというインテリジェンス戦略は、戦後も一貫して続けられている。アメリカの管理下に置か

    0
    2018年10月31日

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