匿名

匿名

1,463円 (税込)

7pt

秘密は、あたしを自由にしてくれる。
超人気YouTuber・ぶんけいが匿名時代の若者を描く、渾身の初小説!

覆面アーティストとして活躍するFと、ファンアカウントでFの正体を追う友香――
渋谷の屋上で命を絶とうとしていた越智友香を救ったのは、Fの歌声だった。
Fへの思いが生きる原動力となった友香だったが、彼女は覆面アーティストだった。
Fを追い続けた友香は、衝撃の事実を知ることになる。

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匿名 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最初はファンが、行き過ぎた真似をして推しの正体を暴いて面倒なことに巻き込んじゃうみたいな話かなって、そんな軽い気持ちで読み始めたんだけど…⁡
    ⁡話が進むにつれて雲行きが怪しくなっていって、第三者なのにソワソワしてきて、得体の知れない不安感を持ちながら読み進めたらソレが確信に変わって、、、⁡
    ⁡登場人

    0
    2022年09月07日

    Posted by ブクログ

    展開が気になってどんどん読み進められる。
    これを読んで、経験がある人はしんどいかもね。わたしはちょっとしんどかったです。

    ネタバレは書きたくないけど感想は書きたい…。
    まとめると「よく言った、えらい。」

    0
    2022年08月30日

    Posted by ブクログ

    読んでいると苦しくて、何度も本を閉じた。何度も目をそらせたい衝動に駆られた作品。でも、それは気持ちがわかるからで、同じように苦しいからで、最後は読んでよかったとなって安心した。「ぶんけいくん」としての一面を知っているだけにどう感じるかが気になったけど、気にならなかった。人は見た目によらない。もっとい

    0
    2022年11月03日

    Posted by ブクログ

    読みやすい。
    匿名で生きると今の状態から抜けだせるのか。
    ネットの中で匿名ではじめてそのまま現実に。
    2人の女性が模索していく話。結局、自分自身が向き合って納得するしかないのだな。

    0
    2023年02月26日

    Posted by ブクログ

    シンプルな文章の中に共感がいくつもあった。

    渋谷の屋上で命を絶とうとしていた瞬間、五つの街頭ビジョンに映し出されたミュージックビデオから流れて来た歌声。
    物語は、その歌声に救われた越智友香と、覆面アーティストFの視点で交互に語られる。

    Fを追う為にTwitterに登録し、推し友を作りオフ会に参加

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    んー。何というか…

    いじめは被害者も加害者も傷を負うんだよね。
    もちろん被害者が悪いんだけど。
    加害者側の原因が絶対ゼロかというとそうでもなくて…

    目を背けてはいけないけど、
    あまり気持ちのいいお話ではなかった。

    ただ、YouTubeを見てる気分で読めた

    0
    2023年01月21日

    Posted by ブクログ

    『かなり年季の入ったビルだった。なかに入ると、食べ物とか香水とかタバコの蓄積したにおいが鼻をつき、このビルの加齢臭みたいだと思った』『実物をはじめて見たのに謎の既視感がある「ON AIR」と書かれた赤いランプが点灯して、生放送がはじまった』巧みな描写に心象風景が浮かぶ、と感心しながらスルスルと読み進

    0
    2023年01月06日

    Posted by ブクログ

    Fという覆面歌手の歌に救われた友香,高校時代のいじめが加害者側被害者側に深い傷を残している.負のサイドに心が振れている人々の気づきと再生への物語.

    0
    2022年12月18日

    Posted by ブクログ

    自分のトラウマや過去、弱い部分、目を背けたくなるような現実。
    ある決意をした友香は、偶然“F”の歌声を聞き救われる。
    覆面アーティスト「F」と越智友香の二人の視点で物語が進んでいきます。
    二人がそれぞれ抱えるトラウマが読んでいて苦しくもなり、やりきれない気持ちになりました。
    環境や周りのせいにして生

    0
    2022年11月25日

    Posted by ブクログ

    主人公の女の子は当たり前みたいに狡猾で卑怯な存在。当然のように弱く、ごく普通にモラルにも欠けていた。
    そのせいか主軸である主人公とFの関係を見ると、どうしてもF側に肩入れしてしまった。
    一方で、主人公とその母親との描写は、身近に感じさせられるシーンが多く心を揺れ動かされた。
    フェルトのチロルチョコは

    0
    2022年11月19日

匿名 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    208ページ
  • 電子版発売日
    2022年08月25日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

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