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建国の一族の血筋を王族よりも濃く引くという理由だけで将来も結婚相手も生まれた時から決められていたアエリア。それでも婚約者であるケンビットの優しさに救われて生きていたが、ある時期を境に彼や周囲の愛情が姉のマリーナだけに移り始め苦悩していた。そんな折に知り合った隣国の皇帝メイルにより、国内の誰も知らなかった建国史にまつわる真実を知らされる。国や王家に縛られるアエリアを気遣い、もっと自由に生きる選択肢もあるはずだと諭すメイルに、二人の距離は近付いていく。メイルがアエリアの幸せを願い想いを告げず暗躍する一方で、彼に婚約者を奪われるのではないかと恐れたケンビットはアエリアに…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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題名の意味が最後の最後でわかります。生まれた時から王太子の婚約者と決められているヒロイン。なぜそんなことになっているのか。家族や王太子のヒロインへの態度は?ヒーローのヒロインへの想いは?全ては国の成り立ちから始まったお話で、壮大なのに人間的。読み始めたらあっという間に引き込まれて途中でやめられません
なるほど
全部読んでみて「なるほど、だから今までを全部無かったことに、なのか」と思いました。
結論から言うと、昔から続く純血主義のために生まれる前から王家に嫁ぐことを余儀なくされたヒロイン。しかしそもそもの前提が違っていた。そのため生まれてから今までを無かったことにしてほしい、というものでした。そこにたどり着
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