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Posted by ブクログ 2024年05月04日
良作ぞろい。素晴らしいSFアンソロジー。
「社員たち」★★★☆☆
- 短いジョークSF。会社が地中に沈んだから掘る。
「忘却の侵略」★★★★★
- 理屈っぽい僕の妄想おバカSFかと思いきや、しっかりガチめのSF設定で満足。
- 地球はいま異星人に侵略されている。しかし、その侵略者は誰にも観測され...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月08日
気が向いたときだけ買っている『NOVA』である。
1970年代、「SF」といったら「SM」に間違えられて、という自虐ネタがよくあった。
では、SFとは何か、というのも昔から問われてきた難問である。村上春樹からしてSF的設定で小説を書き、それがベストセラーとなっている昨今、かつての筒井康隆会長...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月21日
結構面白かった。メタフィクションが多いのは時代の流れか。以下作品毎に記す。
『社員たち』
世紀末ものと寓話を掛け合わせて現代への風刺…てな感じでなんとでも言える。感激はしない。
『忘却の侵略』
全く新しいタイプの侵略者に対して主人公の武器は…というのは非常に楽しく、それが現実的であるか否かという発想...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月03日
一切のハズレなし。
田中哲弥から飛浩隆までの、特に牧野修から飛浩隆までのニューウェーブSFの並びは単なるアンソロジーとも言い難い、奇妙な連帯感があって面白い。購入目的だった円城塔も、独立した本であれば「外道的ジャンル」として楽しめてしまう彼独特のエンタメ性が仇となった感が強く、霞んでいたが、一連のま...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月06日
P335の「この春が、初めて迎える春のような気がしたことは。この夏が、初めて迎える夏のような気がしたことは。この秋が、初めて迎える秋のような気がしたことは。この冬が、初めて迎える冬のような気がしたことは。この季節がそのどれでもないと思えたことは。かつてない暑さで、かつてない寒さで、これまでに経験した...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月04日
果してここに収録されている短編はSFなのだろうか。
SFというにはS(科学)の占める割合が極端に少ない(あるいはまったくない)ようにも思える。
ファンタジーというか、超現実的というか。
筒井康隆氏のスラップスティック的作品と同傾向の作品が目立つ気もする。
まぁ、そんな筒井康隆氏も日...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月19日
マズい。もしかしたら円城塔は合わないかもしれない。伊藤計劃の次に手を出すつもりにしていたんだけど……ちょっと好きかなーと思う雰囲気はあるんだけど。あるんだけど先にしんどくなってくるので読んでて辛い。
おもしろかったのは小林泰三『忘却の侵略』と飛浩隆『自生の夢』。
とくに『自生の夢』はよかった。一読...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月31日
短編SFのアンソロジー。新人作家よりも癖があって尖ったのが多い。というか遊んでる。
良かったのは飛浩隆「自生の夢」くらい。あとは藤田雅矢「エンゼルフレンチ」、山本弘「七歩跳んだ男」と斉藤直子「ゴルコンダ」が普通に読めたくらいで、残りはご勝手にという感じ(ただし伊藤計劃「屍者の帝国」冒頭は除外)。
...続きを読む
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