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Posted by ブクログ 2016年01月16日
1997年に環境・平和・人権の分野において「もうひとつのノーベル賞」と呼ばれるライト・ライブリフッド賞を受賞し、2000年に急逝した科学者・高木仁三郎氏が、自らの人生を振り返った自伝的著作。高木氏は、同賞の受賞直後にがんにかかっていることがわかり、死期を悟りつつ、1999年に本書を病床で書き上げたと...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月05日
原子力がエネルギーとして礼賛され、商業原発が各地に設置されるにいたった時代。
空っ風の原風景と職業的科学者という立場との葛藤。
「市民科学者」としての半生。
国家・電源三法による原発推進の力は、改めて文字で読むと、不気味なほど大きい。筆者が受けた嫌がらせの事実には、驚愕。それでも「市民科学者」とし...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月27日
[内容]SBやNGOとはすこし離れてしまうかもしれませんが、純粋に面白いです。反原発の第一人者である高木仁三郎氏の自分史です。高木氏はもともと原子力関連の会社員で、核化学者に転身、しかし次第に原発に疑問を抱き、結局市民運動のリーダー的存在になりました。自分自身を常に見つめて人生を軌道修正していく筆者...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月14日
[ 内容 ]
専門性を持った科学者が、狭いアカデミズムの枠を超え、市民の立場で行動することは可能なのか。
長年にわたって核問題に取り組み、反原発運動に大きな影響を与えてきた著者が、自分史を振り返りつつ、自立した科学者として生きることの意味を問い、希望の科学としての「市民の科学」のあり方を探る。
[...続きを読む
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