奇跡の小売り王国 「北海道企業」はなぜ強いのか
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奇跡の小売り王国 「北海道企業」はなぜ強いのか

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847円 (税込) 6月6日まで

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4.3

いま、「北海道企業」が続々日本の小売り業を引っ張る位置に躍進している。
似鳥昭雄氏が北海道・札幌で創業し、家具・インテリア販売で日本一に君臨するニトリは、店舗数800以上、8000億円もの売り上げを誇り、35期連続で増収増益を記録。海外市場への進出も着々と進め、売り上げ3兆円を目標に掲げる。
小売業界で首位を争うのは、ニトリだけではない。
ホームセンターで10年以上にわたって業界首位に立ったDCMホールディングス。
ドラッグストアで僅差の2位のツルハ。
食品スーパー4位のアークス。
さらに、イオングループの「優等生」イオン北海道は単体で3200億円もの売り上げを誇る。
調剤薬局で売り上げ日本一となったアインホールディングス。
顧客満足度コンビニ部門でセブン‐イレブンをしのぎ、11年のうち10回の日本一に輝いたセコマ。「セコマ」ブランドの食品、菓子、乳製品、酒を製造し東京、大阪はじめ全国のスーパー、ドラッグストアで販売している。
なぜこれほど、北海道から「強い小売り企業」が続出するのか。
北海道新聞経済部長を務め、長年業界を取材してきた著者が、その秘密に迫る。
ニトリを創業した似鳥氏、ホーマックの創業者・石黒靖尋氏、アークスの横山清氏、ツルハの鶴羽肇・樹兄弟、マイカル北海道(現イオン北海道)の大川祐一氏、アインの大谷喜一氏、セコマの赤尾昭彦氏など多くの起業家・創業者が、不況下の北海道を舞台に切磋琢磨することによって、「業界トップ企業」をつくりあげてきた。
小さな部品がたった一つ欠けたことで、取り寄せるのに膨大な時間とコストを要する「小売り不毛の地」北海道。そのハンデを克服するために積み重ねた努力が、いま、本州や海外の市場に挑戦する際に北海道企業の「強み」となっている。
「夢とロマン」で駆け抜けた男たちのドラマは、読む者の胸を熱くする。
最高のビジネス書にして、熱気あふれる経済ノンフィクションの名著誕生。

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奇跡の小売り王国 「北海道企業」はなぜ強いのか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ここに掲載されている企業には勤めてないが、北海道の小売業の端くれにいるものとして、どうしても気になったので 読んでみた。

    北海道出自で、全国的な企業になった小売業は数多い。ニトリ、DCM、ツルハ、アークス、北海道で抜群に強い、セコマ、コープさっぽろ。

    それら綺羅星のごとくの光る企業と、その背景に

    0
    2023年11月26日

    Posted by ブクログ

    仕事で北海道の小売について調べる機会があり参考にした本。新書でありながら圧倒的な情報量であり、とても参考になった。

    北海道は、自然環境も厳しく、なにより面積の割に人口が少ないため、小売にとっては非常に厳しい戦いが強いられる。

    そんな逆境で磨かれた小売の中に、ニトリやDCMがあり、彼らは今や全国区

    0
    2022年12月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    北海道の小売業に特化したルポルタージュ。
    著者は北海道新聞経済部記者で
    圧倒的な取材量と調査、数値による分析。
    かなりの力作です。
    北海道の経済学部大学生は必読。
    ニトリ、ツルハ、アークス、セコマ、アインズ
    といった企業の歴史と成り立ちを
    追っかけることができます。
    今後の展望や新興企業等の言及があ

    0
    2023年01月16日

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