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自らも大井川の環境保全をNPOで取り組んできた地元記者が徹底取材。 地道な調査の結果、リニア反対の根拠はすべて崩れ去った。 問題をこじらせた、知事の政治手法の致命的な問題点を告発! リニア静岡問題の全体像がこの一冊ではじめてよくわかる。 「私も川勝知事の『命の水』を信じて、応援していた。ところが、リニア静岡問題を巡るお騒がせ、突飛な行動が続き、調べていくと、川勝知事の『命の水を守る』が真っ赤な噓であることを突き止めた」(あとがきより)
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Posted by ブクログ
酷いもんだね。 もちろん、著者の視点からだけで判断してはいけないのだろうが、このところ、レフトウイングなマスコミですら報道せざるを得なくなってるいろんな立ち振る舞いからしても、酷いもんだね。 嘘。 誤魔化し。 目的のためには手段を選ばず。 手段の目的化。 やってることは、その辺のレフトな集団とほ...続きを読むぼ変わらない。 理由が今一つわからないのだが、メンツ潰されたとか、なんか寄越せよとか、そういうレベルなのかね。 本としては、リニア問題だけでなく、いかにこの方が「失格」なのかといういろんな「事実」を挙げている。 事実だとしたら静岡県民同罪だよね。民主主義だから。 リニアに限って言えば、ぼくらの子供の頃、描かれる未来といえば、東京大阪を1時間で結ぶリニアと、30分で結ぶ弾丸列車と、光線銃持って攻めてくる水槽被ったイルカだったのだ。 生きている間に、見たいと思うのだよ。
著者である小林氏は、あることで発生した「川勝氏に対する不信感」をきっかけに、川勝氏を疑うようになり、その後、川勝氏による静岡県政に関する事実をいろいろ確認していったところ、「川勝氏は知事失格」という結論に至ったようで、その経緯を説明している本です。 「川勝氏は知事失格」と言いたいための本なので、川...続きを読む勝氏や静岡県政のダメな点がひたすら列挙されており、また、ある種、感情的な内容なので、読んでいて気持ちのよい本ではありませんでした。 たとえば、リニア中央新幹線に関する件では、「リニアは国策なので進めるべき。それを止める川勝氏はけしからん」という論調で、リニアそのものが抱えている課題にはまったく触れず、「川勝氏は知事失格」という烙印を押すことが前提で書かれている印象を受けました。 もう少し大きな視野、高い視点を持つことができたら、集めた事実は同じでも、まったく逆の結論を導くことも可能な気がします。 とはいえ、自分自身も「川勝氏は知事に向いていない」と思っているので、逆の結論を導くようなことはしませんが。
元静岡新聞記者で静岡県庁で取材をしてきた著者による、川勝静岡県知事を批判する本。リニアの工事を認めない様々な静岡県の対応には問題があるものの、複雑な水利権の問題があることも事実で、それぞれの論点が理解できた。静岡県の思惑は、静岡県内にリニア新駅を作ることであるが、これは到底受け入れられないであろう。...続きを読むそれよりは、リニア工事をテコに、中流域の水不足の解消を目指すべきであるが、これにも賛同しない川勝知事の考え方は推測しかねる。 著者の論調には感情的な面があり、根拠の明示が不十分で学術的でもないが、よく取材されており勉強になる内容であった。批判を承知の上で出版した著者の勇気は素晴らしい。 「(人口の多い下流域には水不足はない)下流域のさまざまな利水に使われる水は、電力発電用のダムの導水管で結ばれ、川口発電所の取水口から下流域の自治体に安定的に役立つ水を供給する。それに対して、中流域は、ダムによって干上がってしまった大井川の「水枯れ」の象徴となった。(リニアの水は下流域に関連)」p56 「大井川中流域は数多くのダムで「河原砂漠」となってしまった」p61 「2022年4月26日の県地質構造・水資源専門部会で、JR東海は、工事によって山梨県へ流出する期間中、湧水を取り戻す方策として、県外流出と同じ量の東京電力による田代ダム取水抑制案を提案した。東京電力の内諾を得た上で、水利権の許可権限を有する国交省中部地方整備局と調整を始めていることを、JR東海は明らかにした(川勝知事は、リニアとは関係ない水利権と絡めることに反対)」p65 「(国交省有識者会議)「静岡県外流出量の最大500万m3は非常に微々たる値であり、中下流域の水環境への影響はほぼない」と、「工事中の湧水流出」は全く取るに足らない問題だと一蹴していた(川勝知事は、一滴足りとも許可しない姿勢)」p156 「国交省鉄道局“敗北”の最大の原因は、大井川、長島ダムを管理、発電を含めた利水者の水利権の許可権限を有する、同じ国交省水管理・国土保全局の地方組織・中部地方整備局と連携していなかったことである」p172 「(川勝知事)リニア問題とは違い、電力ダムからの「水返せ」には知らんぷりを決め込んでいる」p177 「鉄道局は、川勝知事が「水返せ」に知らんふりを決め込んでいることさえ承知していない。中流域、下流域の水問題を全く同じだと考えているようでは、大井川の実情はいつまでたってもわからないだろう」p177
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知事失格 リニアを遅らせた川勝平太「命の水」の嘘
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小林一哉
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