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高校1年生の小百合の誕生日は2月29日。4年に一度のこの日が近づくと、少女殺害事件が過去3回も起こっていることに気づいた小百合の祖父で元刑事の耕治は、彼女の16歳の誕生日を前にして警察に注意するが、無視された。しかしその夜、事件発生! 現場付近にいた耕治は逮捕された。小百合の親友の祖父・彰三は弁護士をやとい、助けようとするが、彼自身には正体不明の影がつきまとっていた……。誰にもはりついている黒い影をゆさぶり起こす恐怖ミステリーの傑作!
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Posted by ブクログ
赤川次郎の作品は好き。 正体の知れない恐怖。だれの心にも潜んでいるのかも。 2月29日の誕生日がキーポイントとなる、切ない乙女心も描かれていて共感できた。 生まれ持った家庭環境がやっぱり人をいろんな思いにさせてしまうのだなと感じた。
法子と小百合の友人関係と家族をめぐる、殺意と殺人の嵐。 法子の祖父の秘書とお手伝いの女性をめぐる確執。 小百合の男友達をめぐる法子と小百合のつばぜりあい。 どこに殺意があり、どこに殺意がないか。 殺意と殺人の関係はいかに。 いろいろな人の殺意が錯綜する。 4年ごとに殺人を犯していたの...続きを読むは誰か。 最後まで分かりにくい。 登場人物のうち,2人が2月29日の誕生日。 4年ごとの殺人はその日の周辺。 老人問題と女子高生問題を問いかけるという視点もあるかもしれない。
するする読める赤川次郎。作品の随所にでてくるアレが最後に何かわかります。巧い作りだ。それにしても…女って怖いよね笑
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殺意はさりげなく
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赤川次郎
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