ニュー・ダッド ──あたらしい時代のあたらしいおっさん

ニュー・ダッド ──あたらしい時代のあたらしいおっさん

1,650円 (税込)

8pt

4.0

「おっさん=古いもの、いまの社会の悪しき土台を作ったもの」とみなされる今日この頃。それならいま「おっさん」はどこへ行くべきなのか? 国内外のポップカルチャーをヒントに、「あたらしいおっさん=ニュー・ダッド」たちの姿を見つめるエッセイ。ドラマ『ストレンジャー・シングス』、 映画『20センチュリー・ウーマン』、ブルース・スプリングスティーンやボン・イヴェールといったミュージシャン、 ゲーム『Detroit: Become Human』、漫画『クッキングパパ』といったカルチャーの中のニュー・ダッドたちから、一般人のパパ系インスタグラマー、プリキュア好きのオタクまで。

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ニュー・ダッド ──あたらしい時代のあたらしいおっさん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    さいきんモヤモヤと考えていたことに対して、解決の糸口を与えてくれるような本だった。取り上げられる作品もいちいち面白そうで、どれも見てみたくなる。(特に『ボージャック・ホースマン』…!)パートナーや親友のUくん、彼のお姉さんなど、周りのひとのあたたかさにグッとくる。

    0
    2022年10月16日

    Posted by ブクログ

    映画・音楽批評家であり、「おっさん」好きのゲイである著者が、近年、鼻つまみ者になりがちな「おっさん」という存在を、海外や国内、3次元や2次元の様々な「おっさん」たちを通して語り、捉え直すエッセイ集。
    “知性”、“他者へのいたわり”、“自他の尊厳”や“多様性”。そういった堅苦しかったり、小難しかったり

    0
    2022年08月01日

    Posted by ブクログ

    最高〜

    木津さんは確かにゲイのおっさんで、そういう視点で選んでいる(ヒゲでしっかりした体みたいな)とも言えるのだが、ストレートのひとでも、魅力を感じるのではというおっさんが紹介される

    本当の意味での男女平等は、女性自身の権利の主張だけでは達成され得ないと思うけど、こういう魅力的なおじさんたちは、

    0
    2023年08月19日

    Posted by ブクログ

    StrangerThingsでの最高なイケオジに心を射抜かれた身としては頷きまくりな内容でした。木津さんのおじさんへの愛も溢れてて、素敵。

    0
    2023年02月23日

    Posted by ブクログ

    様々な価値観が急速にアップデートされているこの時代において(もちろんそれ自体は良い事)どんどん肩身が狭くなっている「おっさん」という生き物。私も今年35歳になったので他人事ではいられない。著者は欧米のポップカルチャーに触発される形で「ニュー・ダッド」という言葉を創作し、それを理想像として目指すことで

    0
    2022年08月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    p9
    ハラスメントはセクシュアリティやジェンダーによらず問題であるし、ゲイ表象におけるハラスメントが笑いに転化するのはホモフォビックとすら言える。

    p147
     トキシック・マスキュリニティは便宜上「有害な男性性」と訳されることが多いが、本来「トキシック」には「有毒な」という意味合いがあり、つまり、

    0
    2022年09月18日

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