プロ野球新世紀末ブルース ――平成プロ野球死亡遊戯

中溝康隆

平成を彩った名選手から伝説の試合、球界の大事件、忘れられないバイプレイヤーや珍エピソードまで、“平成プロ野球”を総括したコラム集。文庫化に際して、とんねるず、ファミスタ、ＴＶドラマ、女子アナなどの平成カルチャーと新世紀末プロ野球の危険な蜜月関係に迫る書下ろしコラム４編も新加入。平成の名場面を圧倒的偏愛でまとめた「球界年表」も収録する。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: スポーツ・アウトドア / スポーツ
• 出版社: 筑摩書房
• 掲載誌・レーベル: ちくま文庫
• 電子版発売日: 2022年08月05日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 8MB

[ブクログ · ★★★★☆]

私は1988年生まれ。同世代のテレビ好プロ野球好きに読んでもらいたい。王・長嶋は知らないけど、松井とイチローのバキバキの現役時代を多感な小学生時代にど真ん中で見たことも財産かもしれないと思えます。

[ブクログ · ★★★★☆]

この作者、自分よりは少し若いので、俺が幼馴染のお父さんに誘われて、後楽園に連れて行ってもらって、それまでの仮面ライダーとかウルトラマン一辺倒の日常が変わった頃の話は、残念ながらないのだけれど、平成からこの令和への移り変わりの中で、プロ野球が辿った激動の歴史を本当に楽しく読ませてくれる。
しかし、ガルベスが牛乳の、つまりカルシウムのCMに出ていたという話には、笑った。