疎開日記 谷崎潤一郎終戦日記

疎開日記 谷崎潤一郎終戦日記

1,100円 (税込)

5pt

3.0

第二次世界大戦下、激しい空爆をさけて疎開した文豪が、きれぎれに思いかえす平和な日の記憶。表題作と、戦後すぐに発表した随筆を収めた『月と狂言師』をもとに、文庫初収載になる戦時下の永井荷風、吉井勇との往復書簡などを増補した谷崎版「終戦日記」。
〈註解〉細川光洋〈解説〉千葉俊二

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疎開日記 谷崎潤一郎終戦日記 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     1950(昭和25)年に刊行された『月と狂言師』に、「越冬記」「都わすれの記」「A夫人の手紙」および永井荷風、吉井勇との戦時の往復書簡を加えたもの。最後の資料を除いてどれも日記か随筆であり、小説とされている「A夫人の手紙」は他人の手紙をほとんどそのまま写したようなもので、創作の部分はほぼ存在しない

    0
    2023年02月02日

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