無邪気な神々の無慈悲なたわむれ

無邪気な神々の無慈悲なたわむれ

1,870円 (税込)

9pt

3.2

この島は、何かおかしい
脱出手段、連絡手段、頼れる大人、ナシ!

楽しい思い出になるはずの家族旅行。惨劇が繰り広げられる神の島で生き残ることはできるのか――

無邪気な時、人は一番残酷になれる――
この島、何かがおかしい――。
子供を神と崇める土着信仰が根付く児宝島。息子の瑠偉を養子に迎えて一年の記念にこの島を訪れることにした辻村京子、正樹、そして瑠偉の三人は、前夜に墜落した隕石の影響で立ち往生していた鶴見夫妻とともに島へ渡る。天候にも恵まれ、楽しい家族旅行になるはずだった。しかし……。なぜか島には大人がいない。そして携帯電話や無線が使えず、島のそこかしこが荒らされている。まるで、無垢な子供が自由気ままにいたずらをしたかのよう。さらにいくつかの視線を感じ始めた。この島で何が起こっているのか。誰に見られているのか。辻村夫妻は島を調べるのだが、その隙に瑠偉が攫われてしまう。攫ったのは、この島でもっとも神様らしい存在だった――。

調・装画

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無邪気な神々の無慈悲なたわむれ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    養子を迎えて一年の記念旅行に訪れた島は、子供を神と崇める土着信仰が根付く児宝島。

    そこの旅館に着いたものの人の気配がなく、携帯電話や無線が使えず、まったく大人がいなかった。

    役場、駐在所、すべて猟奇的と言わざるを得ないほどの無惨な殺されかたをした大人の死体が…
    そして、近くの民家でも…

    次々と

    0
    2022年05月17日

    Posted by ブクログ

    いや、だめだって
    こういうホラー、何年振りだろう
    最近読むホラーといえば人が怖い、だったけれど
    わかりますよ、子どもって無邪気で、そして残酷
    その遊び方、どうなの?っていうことも平気でしたりするのは知ってます
    久しぶりに苦手な方のホラーを読みました
    怖くてかなり斜め読みしました
    あぁ、夜とか思い出し

    0
    2023年09月29日

    Posted by ブクログ

    児宝島は子供を神と崇めた島であり、そこへ4人が行くことになった。隕石が落ちたことによる暴走なのか?子供達が島の大人達を次々と殺して回っている!
    最後には助かったと思ったが、船の上で自分の息子に殺されてしまう!恐ろしい物語であった。

    0
    2022年03月04日

    Posted by ブクログ

    テンポが素晴らしいが、後味は悪い。でも、この手の話はグダグダ、めちゃくちゃ、支離滅裂になりやすい中で、よく書けている。

    0
    2022年01月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ハラハラして面白かった。
    情景描写がもうちょっと深ければ、もっと没入して楽しめたかも。
    個人的には、島の土着信仰や隣島の研究施設についての興味が大きかったので、そのあたりへの深掘りがあればワクワクが増してうれしかったかな。

    0
    2023年09月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     子供に恵まれなかった辻村正樹・京子夫妻は、ある時交通事故を目撃し、そこで生き残った瑠偉を養子にした。
     瑠偉を引き取ってから一年後、家族旅行で訪れた児宝島で子供ばかりしかおらず、大人が一人も居ない状況に不信感を抱いた。大人を探していると、島の子供達が息子の瑠偉に『聖彌様が呼んでいる』と、連れて行こ

    0
    2022年03月26日

無邪気な神々の無慈悲なたわむれ の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    二見書房
  • ページ数
    328ページ
  • 電子版発売日
    2022年08月01日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

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