マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」

マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」

1,980円 (税込)

9pt

全米ベストセラー!

頭がいい人は、
地図を描くように情報を見きわめ、
スマートな「最適解」を導いている!

* * *

「判断力が優れている人」とは、どういう人のことを指すのだろう?

ぱっと思い浮かぶのは「知的である」「頭の回転がいい」
「勇気がある」「忍耐力がある」などではないだろうか。

なかでも特に重要なのが、本書のテーマ「マッピング思考」、
「物事をまるで地図を描くように“俯瞰的に”とらえようとすること」だ。

たとえば…、

●自分の間違いに気づき、死角を探し、仮定を検証し、軌道修正ができる。
●「あの議論では私が間違っていなかっただろうか?」
「このリスクを取ることに価値はあるのか?」といったことについて目をつぶらず、率直に自問できる。
●思い込みではなく、事実とデータにもとづき、曇りのない目で物事を判断する力がある。

あなたはこういったことが、自然とできているだろうか?

物理学者の故リチャード・ファインマンいわく――
「自分に嘘をつかないことは、なによりも重要だ。だが、自分ほどだましやすい人間はいない」。

そう、私たちの判断力を妨げているものは「知識」ではなく「態度」なのだ。

近年、認知科学の研究から明らかになっていることは、
人間は自分の欠点やミスを認めるのがおそろしく下手だという事実である。

人はすぐに希望的観測に逃げ込み、
偏見や信条を肯定するような証拠だけを見つけようとする。

しかし、自分の思い込みから脱出し、真実に向き合って行動するときに何が起こるか、
その成功から何を学べるか――これが、本書のテーマである。

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マッピング思考―人には見えていないことが見えてくる「メタ論理トレーニング」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自らの思考は、偏る。そんなときのヒント。アイデンティティを守るため、と言っていると、いつかは戦闘状態、タコツボ化。そういう視点なってませんか?それを打開するのがマッピング思考なんだろう。

    0
    2023年06月18日

    Posted by ブクログ

    分厚い!
    が、一日一章であれば全然読みやすかった。

    自分の思考がいかにバイアスがかかっているか自覚し、それを払拭する方法を解説した本。

    当書ではこれを「動機のある推論」と説明していた。
    「動機のある推論」は居心地の良さもあれば一時的にやる気も出せる。

    常にポジティブでいよう!!みたいなことが昨

    0
    2022年09月15日

    Posted by ブクログ

    アイデンティティを逆手にとって、自分の強い義務でなく奮い立たせる言葉で行動に移す。
    マッピングがこれに当てはまるかわかりませんが、この書で学んだ1番の収穫です。

    0
    2022年08月16日

    Posted by ブクログ

    人間はどうしても、動機ある推論をして自分の考えにあった意見を探し、あっていない意見は否定する行動をとる生き物である。これを理解した上で、マッピング思考を行うことで、判断の精度確度を上げていくことが大事であると。自己都合で世界を見てはいけない。これを頭にしっかり叩き込んだうえて、今後の人生を送って思考

    0
    2023年02月06日

    Posted by ブクログ

    自分の考えがいかに「兵士の脳」(動機のある推論)に侵されているのかがよく分かった。
    よく”抽象化して考える”、というものがあるが、いくら抽象化してもその大元である自分の思考が偏っていればさほど意味がない。そういう意味ではこの「マッピング思考」がとても重要だというのはよくわかった。
    しかし、もはやアイ

    0
    2022年09月21日

    Posted by ブクログ

    「事実は存在しない。存在するのは解釈だけだ」とはニーチェの言葉であるが、人は物事を都合の良いように解釈する。この「動機ある推論」を「正確性による推論」すなわちメタ論理に修正するトレーニングが本書だ。事例を以って思考の癖を発見・認識し、メタ論理をするための思考法や鳥瞰的視点を提示する。本書のテーマは面

    0
    2023年04月09日

    Posted by ブクログ

    マッピング思考とは、自分に都合の良い結論を導く姿勢(動機のある推論)に固執することなく、「これは本当か?」というレンズを通して結論を導く姿勢(正確性を追求する推論)をベースにする考え方の事である。マッピング思考に基づくと、安易な決断や判断をすることも防ぐことができる。1929年にチェスタトンという作

    0
    2023年06月05日

    Posted by ブクログ

    「マッピング思考」は、松下幸之助の「素直な心」に近く、囚われない心と理解。
    思考法の本を期待していたのだが、主観に囚われすぎないための心構えの本という感じ。悪くはないけど、期待していたものとは違った。

    0
    2023年01月28日

    Posted by ブクログ

    「マッピング思考」=俯瞰的にとらえようとする考え方
    自分の内面に向き合って行動したとき、何が起きているか、成功から何を学べるか?

    1.自己都合で世界を見ない
    2.物事をクリアに見る具体的手法の実践
    3.前向きな心の安定

    動機のある推論=自分の考えを脅かす敵をつぶしていく兵士 ⇒「守りの思考」

    0
    2022年12月10日

    Posted by ブクログ

    開始:2022/10/9
    終了:2022/10/27

    感想
    自分がバイアスを持っていることに気がつく一歩。具体策は自分で考えるとして、そもそも自分の考えが偏っていることに思いを馳せる。

    0
    2022年10月28日

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