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「水の中なのに、ココはあったかいんだな」
星空の下、太くて長い久門の指が、わたしの中にスルリと入っていく。
「っ、はぁんっ!」
「静かにしないと、バレちゃうよ?」
そうだった。わたしたちは今、母校のプールに忍び込んでこんなことを…。
「グチャグチャになってる、芦屋のココ」
彼が卑猥な言葉を甘く囁くたびに、わたしの中がジンジンと熱く、欲していく。こんなこと、イケナイのに――。
一本、また一本……三本の指で奥深く掻き混ぜられ、わたしはこれまでにないくらい感じてしまっていた。
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