駒澤大学仏教学部教授が語る 仏像鑑賞入門

駒澤大学仏教学部教授が語る 仏像鑑賞入門

1,265円 (税込)

6pt

4.0

日本人にとって仏像はごく身近な存在である。
しかし、その仏像が、いつ、誰によって、どのような目的で作られたのか、詳しく知らないのではないだろうか。
駒澤大学仏教学部の教授である著者が、奈良・飛鳥時代から平安、鎌倉、室町・江戸時代までを通して、仏像の特徴や変化、鑑賞ポイントを解説。
インド・中国的だった仏像の表情が日本的に変わっていく過程や、仏様の姿勢・ポーズ・着衣・持ち物の意味、仏師のこだわり・新技術、仏教が権力者から庶民へ広がった理由、そして仏教の教えと日本の歴史までもが、仏像を通して見えてくる!
写真をふんだんに使いながら紹介しているので、本書片手に“見仏”したくなる、仏像鑑賞ガイドの新定番!

紹介する主な仏像
飛鳥寺/飛鳥大仏
法隆寺/釈迦三尊像、救世観音菩薩立像、百済観音菩薩立像、多聞天立像、夢違観音菩薩立像
広隆寺/弥勒菩薩半跏思惟像
中宮寺/菩薩半跏思惟像
深大寺/釈迦如来倚像
當麻寺/持国天立像
東大寺/盧舎那仏(大仏)、広目天立像、不空羂索観音菩薩立像、執金剛神立像、金剛力士立像、僧形八幡神像
唐招提寺/鑑真和上坐像、伝衆宝王菩薩立像、伝薬師如来立像
興福寺/旧東金堂本尊(仏頭)、阿修羅像、不空羂索観音菩薩坐像
東寺/五大明王、帝釈天像
聖林寺/十一面観音立像
平等院/阿弥陀如来坐像
三千院/阿弥陀三尊像
願成就院/毘沙門天立像
浄楽寺/毘沙門天立像
浄土寺/阿弥陀三尊像
醍醐寺/弥勒菩薩坐像
建長寺/伽藍神像
長谷寺(奈良)/十一面観音菩薩立像
豪徳寺/釈迦三尊像(三世仏) 他多数

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駒澤大学仏教学部教授が語る 仏像鑑賞入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近、仏像に興味がでてきたので、アレコレ関係する本を読んでいる。その中で、今のところいちばんわかりやすいと思いました。初心者向けなんだろうと思いきやお宝情報もたくさんです。
    仏像を通して歴史の背景やその理由も分かりやすく、ポケットサイズなのでガイドブックにもなります。著者の先生の語り口調が想像ができ

    0
    2024年03月29日

    Posted by ブクログ

    仏像を見た時に、目つきや風貌などから、どういう経緯で何の影響を受けて作られたのか、作り手や当時の様子を少しでも想像できるようになると、仏像を見るのがもっと面白くなりそう。そして、そうした仏像鑑賞の一歩目にはとても良い本だと思う。日本史で覚えた色々な事項が、なるほどこういうことだったのかとなる。

    0
    2022年07月15日

    Posted by ブクログ

    時系列で日本の仏像を解説する。仏像の種類や伽藍の配置、作り方なども説明されておりありがたい。
    飛鳥時代に仏教とともに仏像が輸入され、当時は正面観照性が高いものだった。法隆寺の救世観音菩薩立像の曰も面白い。白鳳時代という名称の正しさの議論、天平時代の仏像の進化と国づくり、密教系仏像と和様化した仏像、鎌

    0
    2022年07月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    序章   仏像の世界へ旅立つ前に
    第1章  仏像がやってきた!~飛鳥時代・仏像づくりは大陸の模倣から
    第2章  童子風にアレンジしました~白鳳時代・写実表現の模索、仏像の童子化
    第3章  やっとできた理想の形~天平時代・写実表現の完成、素材・技法の多様性
    第4章  日本の顔になりました~密

    0
    2022年06月29日

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