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人はSNSやアンケート調査には嘘をつくが、グーグルやポルノサイトなどの検索窓には本当の欲望や本心を打ち明ける。そんな膨大な「ビッグデータ」をグーグルの元データサイエンティストが分析。米国の隠れた人種差別を暴き出すのを皮切りに、世界の男女の性の悩みから、名門校入学の効果、景気と児童虐待の関係まで、通説とはまったく違う人間と社会の真の姿を明かしていく。驚くべき事例満載でおくる全米ベストセラー!
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Posted by ブクログ
データサイエンス、ビッグデータによって社会科学は真の科学になる(366頁)。本書の主張を一言で表せばそういうことになるだろうか。 ビッグデータには4つの独特な力があるとする。 第1は、ポルノに関するデータのような新種のデータをもたらしてくれること。これにより夢判断や錯誤に性的願望が現れるとする...続きを読むフロイト理論が偽であるとされる。 第2は、Google検索の匿名性が守られるところでは、正直なデータがもたらされること。 第3は、データが膨大な規模で入手可能となったので、小さな部分集合に絞り込むことができること。 第4は、手軽に無作為抽出比較対照試験、A/Bテストができて、単なる相関関係ではなく因果関係を検証できること。 隠れた人種差別意識や性の悩み、名門学校に入学することやテレビCMの効果など、様々な具体例についてのデータ分析を通して、それらの真の姿を明らかにしていく。既成の通念が覆されるような結果が明らかにされることも多く、非常に興味深い内容に富んでいる。 もちろん単にデータを集めれば良いという訳ではないことについて、きちんと論じられており、要は使い方次第ということか。 データの取り方や読み取り方については著者の見解に異論はあろうが、検証ができないものは科学ではないとするポパー流の考え方に風穴を開ける一歩の可能性はあると感じた次第である。 読み物としても大変面白い。
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