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人気も知名度も抜群の奇妙な鳥,ペンギン.泳ぎかた,食べかたなど,その生態も不思議だらけだ.それらは,どうやって明らかになったのか.凍てつく海で小型ボートに乗って,群れを追いかける.小型発信機をつけて潜ってもらう.識別のために毛染めする.研究者たちの試行錯誤と喜怒哀楽を通して,ペンギン研究の最前線を紹介する.
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Posted by ブクログ
ペンギンがどういう生き物なのかが簡潔に纏められている。『捕まえかた』が書かれているのは興味深い。ちなみに、ペンギンはメタボなオスほどモテるらしい。
ペンギンの調査方法の紹介本です。 他の鳥とちがって、飛ばないし、地上ではヨタヨタしているので捕まえやすくて、頑丈な体をしているので、調査で少々荒っぽいことをしても大丈夫らしいです。 なるほどと思いました。 それから、南極のペンギンが温暖化の影響で数が減っていると言う問題については、長い歴史の中から見...続きを読むたら、今までもあった増減の範囲内みたいです。少しホッとしました。 ペンギンの調査方法の話しはとても面白かったです。真っ赤に塗っちゃったとか話しは印象的でした。ペンギンは、目で判断するので、真っ赤ペンギンはハブにあってしまったとか。 ペンギンの識別はなかなか厳しいみたいです。そりゃそうか。 最新ハイテクの調査方法はすごかったです。遠く離れたところから全て分かってしまうなんて、今はそんな時代になったんだな~と感心しました。
しらべかた、とタイトルにあるようにペンギンの保全活動に関する人間のドタバタを分かりやすく書いた本。 古い本ですが、本文中に引用されていた「ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ」も読んでいたので、その時の記憶もよみがえり、一瞬、ペンギン学者もいいかも!?と思える本です。 データロギングの手法もアナロ...続きを読むグの手法も、それらの発展の経過も含めた経験談で、やはり「現場」っていいよね、と思いつつも、遠くて、寒くて、臭いところは自分は向かないなと思い直し、最新のペンギン学を調べてみようかなと思いつつ閉じました。
ペンギンは何故かどうしても気になる鳥だ。その「しらべかた」。ロガーをつけて生態を調べる、個体認識で「染める」「顔認識」等。ペンギンに出来るだけ負荷をかけずに、いろいろ調べたい。ペンギンへの愛とペンギン好き同士の愛(どっちも、偏愛って言っていいのかな)。もうからないはずなのに増えているというペンギン研...続きを読む究者。わからないでもない。
ペンギンの入門書というよりも、ペンギン学の入門書。 《ペンギンを調べる》ということが、具体的にどういうものなのかを、臨場感たっぷりに教えてくれる。 この本で紹介されているものはペンギンのみならず、生き物だけでなく、事象すべてに共通する心構えと感覚だと思った。
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