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元博報堂制作部長が40年間の経験から体得した、考える力のつけ方、アイディアの生み出し方、独創性の磨き方について解説する本。 「創造とは、情報の組み合わせ」「モノを見るな。意味をつかめ」「相手の喜びを、自分の喜びにする」など60項目を、手書きの図解を交えて紹介。 若手はもちろん、企画力を求められるすべてのビジネスパーソンに読んでほしい一冊。
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Posted by ブクログ
考える姿勢、考え方、考える意味を身に付けることは一生目減りしないクリエイティブ資産を蓄えること、「クリエイティブ資産づくり」のための本です。 仕事とは考えること、問題解決をすること、創造的に考えること。 気になるキーワード へそ、根っこ、軸足、汗 ■創造とは ・考えるとは、創造的に考えること...続きを読む、相手への悩み解決の提案性が求められています。 ・創造には、答えがない。有能な人ほど、試行錯誤します。頭の中の情報をばらす、ちらす、とばす、そして集約する。それを繰り返しては、違う組み合わせを考えています。唯一ではないが、最善の答えを求めます。 ・創造とは破壊だ。時代は常に動き、いっときもおなじ状況はありません。人間の集団だから価値観や習慣は変化していく。 ・天の声は考え続けている人におりてくる。 ・思想、感情、想い、イメージを含めて、しっかり言いたいことを視覚化、言葉化する意識を持つことです。 ・コンセプトはへそ。企画のもっとも大事な核を指していました。コンセプトがないということはそこに新しい提案も主張もないということです。 ・事実から真実を探す。事実にねざした発想が前提です。だから、当然データや情報が必要です。 ・どれだけ、真実を深堀できるか。事実⇒認識⇒洞察=真実 ・人間の行動欲望の基準は、損得と、好き嫌い。損得は理性で、好き嫌いは感性です。 ・創造的な人ほど、現場主義です。 ■発想する ・ビジネスは人間でできている。作り手も売り手も買い手もみんな人間です。 ・ボーダを超えよ。考える人はつねにボーダーを超えることが求められている ・YTT Yesterday , tomorrow , today 過去を見て、明日を読み、今を語る ・小林一三 10年先を見て、5年の設計をし、1年先を歩く ・根っこがないぞ、根っこが。 ・人間の満足は、最終的に心の満足へ。デジタル化できなアナログ的なものの価値は増し、高い満足度を提供するものだけが勝者となる。 ・知る⇒想う⇒創る⇒動く ・全体を描き、個々に対応する全体発想が欠かせない。 ・今、何が難しいか、何がやっかいかというと、何が一番問題なのか、という悩みの本質を見つけることです。だからつねに、「Why?」の連発から始まります。 ・人間は合理性20%、非合理性80%で生きる動物だ。 ・一番重要な情報は人が運んでくる。「客観的事実」「主観的事実」 ・合理的に損得のみで判断していると人間を思いやる感性がうすれてくる。だから①相手の立場に立つこと、②自分らしさを持つこと ・今企業が求めている創造性は、「暗黙知」です。 ・課題解決には3つの発見、オファーの本質の発見、コンセプトの発見、解決策のアイデアの発見 ・プラニングサイクル 現状認識⇒問題点把握⇒新しい目標設定⇒解決策⇒想定⇒現状認識 ・相手あってのビジネス社会 「考えること」は自分の中で組み立て何を言うではなく、相手に向かって考え、創り、動かすこと ・正しいけれどおもしろくない。わかった!ではなく好きだ!。頭でなくて、汗をかけ。 ・人間観察 現場で感じ、現場で発見し、現場で創る ・持続的発展とは、成長し続けること ■独自性をだす ・ビジョンを描こう。絶対的価値 オンリーワンか、相対的価値 ナンバーワンか。 ・勝ち負けではなく、相手への思いの熱さ、高い志をもてば、時代にもぶれず、とても魅力的。 ・安藤忠雄 持論は、机の上ではなく現場で考えろ ・絵を書け。絵をかくことは仮説を立てること、仕上がりのイメージを書くこと。まずは想いのままに、紙の上に書きなぐるように絵を書こう ・言葉化しろ。絵を描くとともに、ストーリーを言葉化。 ・現場はビジネスの教科書だ。現場で真実の発見を。 ・観・感・勘 のトレーニングを。 ・知る発想から、感じる発想へ ・脳がいちばん成長するとき。全力でやってギリギリできるぐらいの難しさの仕事に取り組む場合。自分をらくさせようとすると成長しない。 ・強い説得力とはこだわりだ。 ・想いを入れるから、私の仕事になる。 ・ビジネスの軸足を、稼ぐから、愛し、愛され続けるへ ・複合才能の人をめざそう。複雑にからみあった課題の中で的確に問題の中心を見つけ出し、仮説を立てて、実施できる人。 目次 はじめに PART1 創造とは PART2 発想する PART3 独自性を出す PART4 発想のヒントを集める おわりに 参考文献 ISBN:9784534049674 出版社:日本実業出版社 判型:4-6 ページ数:165ページ 定価:1500円(本体) 発売日:2012年07月29日 第2刷
現場主義・物事の見方を変える いろいろな視点で発想の仕方を考えているのが、 とてもためになった。 何をどうやって作るのかは本当に重要だと思った。 マルチプレーヤーは一番替えがきくが、 どこでも必要な人材、 逆にどこでも働いていける人材だと思っているので、 そこを目指してがんばりたいと思った。
この本はとても好きな感覚です♪ 柔らかいなぁと言うのが本を読んでいる時に感じたことです。 読み終えてとても頭の中がスッキリと整理されたので、みなさんにもオススメな一冊です(^-^)/
考える基本姿勢の発信本 ◇創造の原理原則 ◇発想のセオリー ◇独自性を出すコツ をベースに書かれている ※これからの企業は、商品・人の動きについて →長目に見ること、不変の部分に取り組む事 →ビジネスの創造的作業は片方に課題、片方に時代性を持ってスタート →昨日、今日、明日と繋いで世の中をどう切り取...続きを読むるか?どう考えるか? ※全体を読む・先を読む力が求められている ■ジャーナリストの基本姿勢/ロンドンタイムズ Y・T・Tとは →Yesterday.Tomorrow.Today →過去を見、明日を読み、今を語る ■小林一三/阪急創始者 →10年先を見て、5年の設計をし、1年先を歩く
今ビジネスパーソンに求められているのは、発想しアイディアにすること。 自分の想いを表現し、相手に納得してもらえるか。 相手の喜びを知り、提供し共有できるか。 人々を幸せにするサービス精神とは何か。 どのように考え行動すれば閃き、またそれを形にできるのか。 そんなノウハウがたくさん詰まっている。 いか...続きを読むに自分の視野が狭く、考えることを怠っていたかを痛感した。
最後のパート4の「自分の発想読本のすすめ」 がとても良かったので、そのやり方を記す。 ①キーワードを記す。 「自分の好きな言葉」 「好きな唄」「好きな人」「好きなスポーツ」「好きな料理」「好きな時代」「好きな場所」 ②言葉の持つ意味をじっくり考えながら、言葉と言葉をリンクづけにする。 ③選び、...続きを読むまとめるを繰り返す。 そうして、 自分自身を深堀りすることで、 ①やりたいことが分かる。 ②説明上手になる。 ③ハートが伝わる。 ④ピンチのとき仕事、プライベートの「よりどころ」になる。 ⑤いかに生きたか、生きてきたかを問うことになる。 ⑥知識を知恵にし、暗黙知が増える。 作中名言 「想いをカタチにできるような仕事をしよう。」
- クリエイティブとは考えること - 考えるとは感じること - 考えるためには、日常生活のすべての場面に興味を持ち「なぜ?」と問いかけること - 考えることを続けると、それが蓄積され、資産になるということ - 「モノ」ではなく「コト」で訴求するということ - 機能ではなく、価値やストーリ...続きを読むーを伝えること - 机上では考えることはできない、現場に行って、体感することで初めて考えることができる - 電車に乗っているとき、歩いているとき、どこかに行った時。考える体験ができる場面はたくさん 「考えるとは何を意味するのか」の根本を知りたい人向け。考える習慣を作るヒントが多くあり、日常生活、仕事を問わず考えるクセが身につけられそう。
考える姿勢・考え方・考える意味 +情報、知恵 感・観・勘 本質・意味 創造 Serendipity 戦略性 革新 視覚化・言葉化 満足か 先につながるけ
考えるクセづけ、習慣化。 最終章のキーワード&コメントを今後書き足していって、オリジナル発想読本にしたい。
こういう本を読むといつも自己矛盾に陥る。 言っていることはわかるのだが結局最後は古い体質は壊せ若者に期待せよとなる。ほんとにそれでよろしんだろうか?はなはだ疑問だ。
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