無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2023年12月28日
ことばの教養
著:外山 滋比古
紙版
中公文庫
おもしろかった。
日本人にとって、複雑になってしまった日本語について語るエッセイ集
■心を伝える
・日本のことばはまず目で話す。そして、そのあと、口でも話すようになっている。
・だから、電話のように、目がきかないと、パンドラの箱のようにいろいろな...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月10日
この本を読んでまず感じたのは、まるで「徒然草」のようだということ。氏の博識、幅広い人間関係と多くの経験からくる言葉は納得の一言だ。人柄を思わせる明快な語り口やユーモラスな発想など、兼好法師を思わせる。
「伝える」「読み取る」難しさは、本や手紙だけでなく人間関係にも当てはまる。氏の、コミュニケーション...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
日本語や読書に関するエッセイ。
タイトルと著者名を見て即買い。
昭和57年と63年に出された著書から、選りすぐったエッセイを
再編集した一冊。
内容によっては今の時代と合っていないものも多少あるけれど、
ほとんどのエッセイは今もその輝きを失っていない。
第一章「心を伝える」の中の「手...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月06日
「読む」「書く」「話す」についての短い(数ページ)エッセイ集です。これらについて、体験と考えが簡潔にまとめられており、非常に読みやすい本です。執筆時にインターネットはまた今ほど公な存在ではないので、若干の古さを感じはしますが、それを差し引いても十分読み応えがあります。
辞書を読む、とか、若い頃しま...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
購入者:今倉
貸出:清水(2008.11.17)返却(2008.12.8)
言葉は時代によって多様に変化している。言葉が乱れていると言われる時代だが、それも文化なのだと思う。手紙を書いたり、本を読むという機会はあまりないが、FK文庫によって「読書する」という機会は非常に増えた。少しずつでも「本」をこ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。