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仕事中はうつでも、私生活では活動的――。働き盛りの男女に増えている「新型うつ」。従来型うつの常識が通用しない新たな国民病に、医師も患者も周囲もとまどっている。なぜ、雅子さまの療養生活はこれほどまでに長期化したのか。「皇室」という日本社会の映し鏡を通して、気鋭の精神科医が現代人の「心」の病の深層に迫る。
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Posted by ブクログ
雅子様自身のご容態よりも最近増えている新型うつというのが気になりました。 「つらくて仕事にはいけないのに、従来の鬱と違ってエネルギーがまたくなくなるわけではなく、趣味の活動など好きなことならできる」というような周りの人から見ると怠けてるだけじゃないかと思えるような状態。従来の鬱のように「自分が悪い...続きを読む。自分はダメな人間だ」というような思いにとらわれることもないらしく、むしろ、「自分は能力が高い」と思っている人が多いらしい。 従来の鬱でさえ怠け病だと誤解されることがあったのに、新型うつを理解してもらうのはむずかしいだろうなあと思ってしまいました。
精神科医である香山リカから見た雅子さまのご容態の推察と、新型うつについてがテーマ。 新型うつがどのようなものとされているのか、当時高校生だった自分でも読めたので、専門家ではないんだけど知識を持ちたい、新型うつへの理解をすすめたい、という目的ならいいヒントになると思う。
精神科医である著者が、2009年の段階で皇太子妃雅子さまの病状を報道から推測し、それとは別に適応障害やうつ病、新型うつの病状とその治療実務について述べた新書。 めちゃくちゃ為になったとは思わないけれど、それなりに「ふーん。そうなんだ…」と思う部分はありました。 精神科ではそれほど病名にこだわらな...続きを読むいとか…。 適応障害が特定の原因があって、それを排除することで6か月以内に病状が回復するものであるとか…。 まぁ、皇太子妃に対して民間人が本人宛の手紙を載せた本を書く…というのも時代だね。 ただ、この著者の方は上昇志向が強いんだなぁ…とも思いました。 自分は2年連続東大受験に失敗したから東大卒の雅子さまをスゴイと思うってことが書かれていたけれど、この方は東京医科大卒でしょ? ある程度の受験経験を持っている人なら、東大受験に失敗してそこ?って思うだろうし、目指すのは自由だから、センターで足切りされようがそもそも願書を出していなかろうが「東大を目指していた」とは言えることを知っている。 あえて、東大受験に失敗したとか言う必要はないんじゃないかな~って思いました。 細かいことだけど、精神科医って人の心理に詳しくなきゃダメだし、謙虚に見せないと患者さんに形式的とは言え沿えないから、そういうのってけっこう大事だと思うんだよね…。
精神科医の立場から、雅子様の症状と、いわゆる「新型うつ」についてつづった一冊。 雅子様の症状はあくまで考察ではあるものの、「新型うつ」に関する知識が深まった。
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雅子さまと「新型うつ」
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香山リカ
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