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かみ合わない議論、すっきりしない理屈、納得のゆかぬままねじふせられた会議……。こんな経験に泣いたことのあるあなたは、今すぐこの本で論理的な議論のルールを身につけましょう! 議論スキルを手に入れた瞬間、会社の会議、国会中継やテレビ討論会、新聞のコラムが驚くほどよく見えてきます。
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Posted by ブクログ
議論の仕方を系統立てて教わった記憶がないから、こういう書物から得られる知識は貴重です。ここでは主に、書面上における議論の仕方が説かれているけど、当然それは口頭での議論にも応用される訳で、色々な気付きがありました。主張と根拠と論拠、そこまでしっかり考えてなかったですね。議論のルールももっと意識しないと...続きを読むダメですね。社説などで感じる何となしの違和感も、しっかり噛み砕いていくと、モヤモヤの理由も分かってくるものですね。そういう視点で吟味する習慣を身につけていけたらと思います。姿勢を正される一冊でした。
テスト設計コンテストの審査員を4年間実施してきました。 応募作品のレベルは上がり嬉しい限りなのですが、一方で、「テスト要求分析では『テスト観点』をマインドマップを描いてたくさんあげればよい」「テストアーキテクチャ設計では見つけた『テスト観点』を意味的、あるいは、テスト対象のアーキテクチャに沿って階...続きを読む層化し、段取り的に前後関係を整理すればよい」と考えているっポイ作品が増えてきてとても残念に思っています(審査員目線=上から目線ですみません)。 1年前はこの現象を「テスコンを通じてテスト開発方法論が生まれつつあるのでは!?」とむしろ喜んでいたのですが、応募作品を読み込むと、「形式的に真似っこ」しているんじゃないかという疑惑が膨らんでいます。 そもそも、テストの前工程(分析や方式設計)をしっかりしようということの意味には、〝テストの説明責任。テスト説明力の向上〟もあったはずです。 ひらたくいうと「このテストで必要十分である」という説明力の向上がテストの前工程を充実する大きな目的の一つと私は考えています。 そういう目で審査しますと、 ・この『テスト観点』で必要十分であること や ・この『テストアーキテクチャ』で良い理由 がしっかりと書いてあるものはまれです。 これでは、テスト開発方法論の進化が止まってしまいますし、張り出されたテスコンのパネルを見ても「うちでは使えない」という声が出る(実際聞いた)のも当然でしょう。 --- で、本書です。 本書では、トゥールミンモデルに基づき、主張と根拠と論拠というフレームワークで〝よい議論に必要なこと〟の解説をしています。 テストで言えば、「これらのテストに合格したらテスト対象の品質は良い」というのが主張に当たります。 よい議論をするには、その主張が正しいことの根拠をしめす必要があります。例えば、「【ISO9126の6つの品質特性に基づいたテストスイートを作り】そのテスト結果(=エビデンス)がすべて○であるから」といったものです。 根拠の前半の【……】部分が論拠(主張とデータを繋ぐ論理)で、後半のエビデンスがその証拠となるデータです。 「説明力」ってテストエンジニアが持つべきスキルだと思うんです。というのは、無限に存在する振る舞いの中から有限な(少数の)テストケースを開発して「これがパスしたらいいんだ」と言い切るのがテストエンジニアの大きな役割の一つと考えるからです。 ですので、テストエンジニアは、まずは、本書のような議論のルールを勉強すると良いと思いました。いや、かくいう私も、目からウロコの内容もあったので、反省なのですが、、、。
議論は前提があって成り立つ。 その前提を意識することがスムーズな議論を可能にするのである。 と、いう感じ。 後半はすごく難しい。 論拠の概念を知れただけでも☆5
「議論のルールブック」 等の類書は、「例題」、「それに対しての分析」という形をとって書いており、議論が成り立つためにはこのようなものが必要であるか主張しているものが多い。 それに対してこの本は、議論がなりたつためのモデルを提示し、その形にするためには、どのような形(仕組み)が必要かを書いている。 ...続きを読む 「主張」と「論拠」、それを文章にするために必要なパラグラフの考え方など、実際の文章を分析して、必要なことを整理している。 今後自分が議論をするためには、議論をするための考え方をするためにはを考えるときに、有意義な入門書であると思う。
議論にもスポーツと同じようにルールがある。そのルールの主役は「主張」「根拠」「論拠」。 メモ。 議論レベル1は日常会話、「主張」「根拠」でよい。 議論レベル2は公の場での議論、「主張」「根拠」に加えてある程度の「論拠」を準備すること。 議論レベル3は科学的議論、「主張」「根拠」に加えて、データ...続きを読むに基づく「論拠」の議論が中心となるもの。 高校でアメリカ人教師からライティングの授業で習った「パラグラフ構造」がそのまま掲載されており、昔習ったことはこれか、と再発見できて嬉しかった。
I塾生がローの合格体験記ですすめてた本。主張には明確な論拠が必要、ということがよくわかった。相手の話や文章を分析的に考えるきっかけになる本
議論は、大なり小なり毎日行っていることでいるところだが、それが、思いつきのおしゃべりや、いわゆる雰囲気や勢いのようなものに流されることも多く、そして、それが重要な方針の決定につながったりしていることもよくあることではないか。 「フォーマルな議論」は勝ち負けを目的とするものではなく、よりよい結論を求め...続きを読む、その後決定された方針への参画につなげていくことを目標に置いている。しかし、これを行うにはその人のスキルと、守るべきルール、注意事項の遵守(議論の対象を絞る、など)などが必要である。そして、スキルアップのためには、この本や、野矢茂樹さんの論理トレーニングなども参考にしつつ「日々の訓練」を積み重ねていくことが求められる。
トゥールミンモデルの概説とそれに沿った議論の分解。「この通りにしなければならない」式の指摘に違和感があるが、たしかにその通りに書いたほうがわかりやすい。大陸哲学はこういう書き方をすごく嫌うから、読んでて心臓が痛い。
こういう本が出ているのはとてもありがたい。この本の内容に出ていることは議論に強くなるとかそういうこと以前に、思考力の型を身につけるために必須の知識だと思う。
議論のわかりやすさのためには、一定のルールが必要という考え方から、議論は「主張・根拠・論拠」から成立するというルールを明確化し、そのそれぞれのポイントをまとめた一冊。一般的なロジカルシンキングでは、ピラミッド・ストラクチャーというようなツールを使って、主張とそれを支える根拠を階層的に構造化することで...続きを読む、わかりやすく伝わりやすい主張が構築されるとされる。本書が優れているのは、主張に対して客観的な事実・データなどで根拠を構築したとしても、その両者を実は結び付けている隠れた前提たる「論拠」が共通化されなければその主張と根拠は繋がらないという点を重点的に示している点にある。例えば、1つの客観的事実があったとしても、それを眺める視点により、全く異なった主張が成立する例は数多とあるし、そもそも「論拠」という形で客観的事実に意味づけをする方向性がなければ、客観的事実の収集自体が困難になる(か、もしくはただ単に意味のない事実も含めて膨大な時間を事実収集にかけてしまうことになる)。 また、この「論拠」を語る際に、「やはり」という言葉をビッグワードとして使う人は多いが、意味合いをぼやけさせてしまうので使用に留意すべし、という意見は自分としても耳が痛かった。議論の中で何気なく「やはり~だ」というような言い方をしてしまうことが自分自身多い気がしているが、著者によれば「やはり」は主張と根拠をつなげるはずの「論拠」に自信が持てなかったりする際に、「偶然」・「無意識」・「直観」というような便利な言葉を用いるのと同じ感じでその「論拠」に妥当性を無理やり与えようとする言葉だとされる。こうした言葉に依存せずに、隠れた前提たる「論拠」を明言化し(必ずしも言葉にしなくても、きちんと言語化して表現できるレベルまで思考されているか)、考えることが重要だと感じた。 ただし、全体を通じて議論の構造がビジュアルで見えない表記になっているので、多少のわかりにくさがある。後半で、新聞記事での社説を分析し、その議論の論証を試みる場などはピラミッド・ストラクチャーなどによるビジュアル化がなされないと、わかりにくさがあり、そうした点でピラミッド・ストラクチャーのようなツールの意味合いを再確認することもできた。
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