メディアの文明史 ──コミュニケーションの傾向性とその循環

メディアの文明史 ──コミュニケーションの傾向性とその循環

粘土板と楔形文字というメディアを擁したメソポタミア文明。やがて薄くて軽いパピルスと尖筆が出現し、別の性格を有する社会へと文明が展開する――。コミュニケーション・メディアの深奥部には“バイアス=傾向性”が潜んでおり、長期間使用することによって、新しい社会の特性が決定づけられ、その時代の人々の思考様式などが変化していく。技術革新の進む20世紀半ば、ダイナミックな文明史観とともに、今日的なメディア産業批判にも通じる議論を提示したメディア論の必読古典。マーシャル・マクルーハンの序文を付す。

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メディアの文明史 ──コミュニケーションの傾向性とその循環 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    古代から、「情報」を空間と時間の両軸に対してどのように伝搬させるかが、歴史の主要なドライバであった。媒体は石板かパピルスか羊皮紙か。その技術を手にした民族、文明が、ある期間、歴史の中軸を担い、そして退場していった。今後は?

    0
    2022年08月13日

    Posted by ブクログ

    粘土板、パピルス、羊皮紙、紙などのメディアには傾向(バイアス)があり、それらメディアの登場によって様々な文明や文化が築かれてきた。

    0
    2022年08月11日

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