それは春に散りゆく恋だった

それは春に散りゆく恋だった

682円 (税込)

3pt

4.0

幼馴染の悠(はるか)の葬式に参列したのは十三回目、その死に顔を見るのは今日が初めてではなかった。デジタル時計が、三月三十一日を指し示す。本来であれば、明日からは四月となり、待ち望んだ春が来る。けれども、深月(みずき)は知っている。自分は春を迎えることができない、と。『約束。ずっと、俺のこと見ていて』――。三月の終わりになると、必ずこの男は死んでしまうのだ。そうして、時間は一か月ほど巻き戻り、あなたを喪う三月がまたやってくる……。たったひとつの、恋の奇跡に涙! 儚く切ないラブストーリー。

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それは春に散りゆく恋だった のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    深月は幼なじみでかつて恋心を抱いていた悠の死を何回も繰り返し経験してしまう。なんとか回避させようとしても何回も何回も。読んでいてすごく怖くて残酷なタイムリープだと感じました。悠のことをずっと見守っていてくれた深月。それに対して悠はちょっと自分勝手だなーとも感じたかな。でもラストはホッとできて一安心で

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    2022年10月19日

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