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伝統とモダンが、新たな市民文化を花開かせる帝都。 ドイツ人の母を持つ華族の青年・千崎理人は、職を得ようと訪れたサロンで、謎の美少年と出逢う。 少年は、理人の望み――職と住まいを用意する代わりに、グリム童話に擬えた『名前当て』の賭けを持ち掛け……。 さらに「自分が事件を解決するから、『探偵』として表に立ってほしい」と頼むのだった。 華やかな昭和の初めを舞台に、理人は「少年助手を従えた美貌の探偵」として、様々な事件に巻き込まれていく。
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Posted by ブクログ
見た目のせいで自分を見てもらえないことの多い理人。優秀なはずなのに、怠惰に暮らしているのがもどかしくなる。真面目にすれば何でもできるのに。と。でも、自分のことを大切にしていないと、真面目にするのも難しいかも。とも思った。謎の少年カホルとの出会いでちょっとずつ変わっていくのがわかって楽しい。これからも...続きを読む色々な謎を2人で解決していくのかな。
まあまあ楽しめました。童話に全く詳しくないので、内容を知らないのもありましたが、童話に興味が湧きました。ちょっと続きが気になる終わり方です。
メルヘンのような事件をといていく 探偵役に雇われた主人公と雇い主。 プロローグから読んで、もしかして…と思っていましたが ある意味王道な使い方、でした。 うまい話には裏があるぞ~と叫んでいる友人も面白いですが 主人公の危機管理は? と思っていたら、やけっぱち?? 確かに存在はかなり目立つと思います...続きを読むが。 そういえばそんな童話があったな、というものも。 金色の小鳥、がこういう展開もあるよな~と。 一番怖いのは、やはり青ヒゲ。 もうちょっと早く、責任取ってください。
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