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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 バイデン政権になっても変わらない米中対立、イギリスのEU離脱の思惑、プーチン率いるロシアの野望、泥沼化する中東情勢、宗教・宗派間の対立……。「地政学」がわかれば、複雑に動く国際情勢が見えてくる!働く君の武器になる!
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Posted by ブクログ
世界情勢を素早く把握するに最高の一冊。まずは本書を一読してその後ニュースを読めば視野の広がること間違いなし。 どこまで監修の佐勝優氏が関与してるか分からないが、実に良くまとまった一冊。 ランドパワー、シーパワー、リムランド、マージナルシー。 今のウクライナ情勢も本書を読めばロシア、ウクライナと...続きを読む他の主要国の立ち位置について納得できる。
学生のときに地理と世界史を敬遠していた私が知識を得るには、ちょうどよい入門書でした。地図帳とセットで読み進めると頭に入ってきます。
地政学的観点での各国の課題、歴史的経緯をダイジェスト的に学べる良著。深掘りしすぎぬ構成で、入門編として分かりやすいイラスト付きの解説書。 地政学という言葉は、スウェーデンの政治学者アドルフ・チェーレンが第一次世界大戦中1916年に発表した『生活形態としての国家』という論文の中で登場。国家は隣接国と...続きを読む生命間を競い合う〝有機体”であるとする、国家有機体説を発展させた。さらにドイツの地理学者カールハウスホーファーが国家がその国力に応じた資源を得るための領土〝生存権”を提起。国体保持における安全保障のために参戦せざるを得なかったと主張する日本の論理にも通底する基本的な考え方なのだろう。 それから、アメリカの地政学者ニコラス・スパイクマンによるリムランド理論について。ランドパワーとシーパワーが衝突を繰り返すリムランド。リムランドを制するものがユーラシアを制する、ユーラシアを制するものが世界を制する、というもの。他には、原油輸入の約9割を中東地域に依存する日本。その8割はペルシャ湾とオマーン湾をつなぐホルムズ海峡を通過しているが、ホルムズ海峡はシーレーンにおけるチョークポイントである。こうした理論、用語の解説。勉強になる。
イラスト付きで読みやすい。 世界情勢の各国の思惑など、知らなかったことやなんとなくで知っていたことを、学び治すことができ、大変勉強になった。確かに地政学の入門としては最適。
初めて地政学の本を一気読みした。 佐藤優さんは監修にて同氏っぽさは薄かったが、内容はわかりやすかった。 最近の世界情勢が、地政学の切り口から解説されている。海洋国家なのか、陸地の国家か。隣国との関係、地形など。 以前もランドパワー理論、シーパワー理論の言葉は聞いたことがあったが、ランドパワー→ハート...続きを読むランドを制するものが世界島を制す、というのはイギリスの学者の立場から。シーパワー理論はリムランドを制するものが世界を制す、というのはアメリカの学者の理論。誰が提唱したかというのは大事と思った。またそもそもはヒトラーにも地政学的な考え方として、生存権獲得、経済圏の拡大を目論むところがあったんだと理解した。 温暖化の影響で、今まで冬に航行できなかった北極海ルートが年間で使えるようになったのは驚いた。これにより北極海が、内海となり、北極海を挟んでロシアとアメリカが対峙することになる。地球をより立体的に捉える頭が必要かもしれない
地政学とは地理的要素から、その国の政治や外交、行動原理などを読み解く学問。アフガニスタン全土をイスラム主義武装勢力タリバンが制圧、香港で中国による言論弾圧が激化、ミャンマーで軍事クーデター、そしてロシアがウクライナへ軍事侵攻・・・最近も世界で紛争・事件が絶えない。 本書は過去から続く各国の対立、接近...続きを読む、分裂などの関係を地政学的な視点から分析する。項目ごとに見開き2頁でイラストマップを駆使して分かりやすく紐解いていくという初心者向けの構成で書かれている。ヒトラーが取り入れた“ドイツ系地政学”、紛争を繰り返すランドパワーとシーパワー、シーレーンの要衝「チョークポイント」、第一次大戦中に英・露・仏でオスマン帝国領土分割統治のため結ばれたサイクス・ピコ協定など、勉強になることが満載されている。 新聞に載る世界の紛争・事件の発端や背景を知るためのガイドブックとして、この本を常時、机上においておくのもいいかもしれない。 それにしても、世界中でパワー国家の勢力争い、宗教や民族の対立・紛争が絶え間なく続いている事実を改めて認識させられ、人間の欲望と身勝手さに気持ちが重たくなる本でもあった。
佐藤優の書いた本だと思っていたのだけど、監修してるだけなんだ。 内容は入門書で、広く浅く。 良著だけど、こないだロシアの本を読んだばかりなので、ちょっと物足りない。
地政学の基礎を把握するのにためになった。非常に分かりやすくまとまっている。 気になる点としては、 中東におけるアメリカの新たなパートナーとして、サウジの代わりにイランが浮上していて鞍替えの可能性が考えられるというもの。 サウジにおける残産油量はどんなものなのだろうか。アメリカはサウジにダラーオイルの...続きを読む楔を打ち込んでいるだろうが、イランにはどうだろうか? また最近ではイラン各地で反政府デモが女性を中心に起こっているが、これはアメリカとしては好都合だろう。さすがにこれで盤石なイランの独裁体制が揺らぐとは考えられないが、注視する必要がある。国家のかじ取りは大変だ。 またアフターコロナの覇権を取るものとして中国VSアメリカについて簡略に分析していて、「軍事力も中国はアメリカの足元にも及ばない」とあるが、これは本当だろうか。軍事予算への投資規模、軍艦やミサイルの数といった面では比較が出来るが、周辺他国との関係性全体で見積もる必要もあるし、『2034 米中戦争』で描かれているような、サイバー攻撃力も厳密に評価、見積もらなければならない。 日本の立場としては常にアメリカが中国よりも先んじている方が何かと都合が良いが、中々安心はできない。
ザックリ解説でしたが、ワールドアイランドとハートランドやランドパワーとシーパワー、そしてリムランドとマージナルシーなど、比較対象しながら説明があり、さらに地球儀を片手にこの本を読むととてもわかりやすかったです。 地球温暖化によってロシア船の北極海ルートができるようになる話しやタイ運河の建設によって貿...続きを読む易ルートがどう変わるとか、今後の世界そして日本の未来を考えるのに必要な教養だと思いました。入門とはいえ人名や地名、条約名、協定名などの用語を覚えるのにも参考になりました。
地政学の本当の基礎の基礎。高校の世界史の授業で学んだ内容はほとんど地政学だったと言っても良いと思う。歴史と現在を地続きで捉え直すきっかけには良い。地政学を身につけて世界を捉えるにはもう一歩高度な段階の内容の書籍に手を出す必要があるかと。
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働く君に伝えたい「本物の教養」 佐藤優の地政学入門
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