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どこでも、誰とでもつながれる時代。なのに、どうしようもなく「ひとりぼっち」だと感じるのはなぜ? 検索すれば、わかりやすい「答え」がありあまる時代。なのに、自分のこころがわからなくなるのはどうして? 紀伊國屋じんぶん大賞受賞の臨床心理士が読者との〈夜の航海〉を通じて描く、新感覚の「読むセラピー」。
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Posted by ブクログ
自立とは依存先を増やすこと。 頼れる他者を複数確保できたうえで、モヤモヤ(と悩み消化する)/スッキリ(と吐き出す)、ナイショ/シェアで悩んだら、まずはシェアしてスッキリする。 抱える悩みに対処するために今後長く指針とすることができるような繰り返し読みたい一冊。
「心という複雑なものを扱うにはどうしたらいいのか」と皆が頭を悩ませる中、あえて「2つに分けてみよう!」とする発想の転換が素晴らしい点だと言える。 アドラーは全ての悩みは人間関係の悩みであると言ったり、全ての相談は、「ひどいあの人とかわいそうな私」の2つであるといった。 普遍性を追求する面はいつの時代...続きを読むにもあるが、2つにあえて分けるというのは人々の心に残りやすく、難しくとも生活に根付いているため実践しようと思えやすいのがいい点だろう。
良本。寄るべのない船のような心の状態を補助線という概念で整理されている。心の隙間にある枯れた心、悲しみの源泉、言葉にならないガラクタの気持ち、そして、自分への愛に響く言葉が凝縮されて、ぽたぽた涙が流れて癒された。
不純である 幸福とは、複雑な現実をできるだけ複雑に生きることである 複数の声に耳を傾け、ああでもないこうでもないと時間をかけて考えることを続ける。 不純なポジティブであり続けたいと思った
とても面白く、そして感慨深く読み終えた。 「小舟化」する現代でどのように生きていくか、その正解はないけれど、考えるためのいくつかの「補助線」が書かれている。 安易な自己啓発本や自分を慰めるためだけのような本ではなく、「補助線」を用いながら自分とその生き方を新しく捉え直す手助けをしてくれる。
自己啓発本とは少し毛色が違い、自分の心を分析するという目線で読めてとても興味深かった。流石心理療法士の先生が書いてる本だと感銘を受けた。まさしくカウンセリングを受けている気になれた。 これが正しいです。という本ではなくて、心ってこういうふうに捉えることができたら自分のことがより分かるでしょうという感...続きを読むじの内容なので、自分と対話しながら読み進める感覚となれる。心理療法の導入としても良いのでないか。実際に巻末に簡単な出典も載っているので少し読んでみようと思えた。 十分に優しい内容なのだけれど、学生用のものもこういうのがあればいいなぁと思う。
「こころ」が常にモヤモヤしている状態は、現代 社会で生きることでは普通かもしれないです。 なぜモヤモヤしているのか。 本書では、現代は我々は小船で大海原を航海せざ るを得ない時代だからと言います。 「社会の小船化」が進んだということです。 「護送船団」とまではいきませんが、かつては 大船に皆...続きを読む一緒に乗り合わせて航海をしていました。 「村落」とか「親族」「社会」など、時代によっ て船の形は違いますが、ホッと一息つける大きな 船に乗っていました。 しかし「社会の小船化」が進んだ現代では、小さ な波や、ちょっとした風で船体はぐらつき、ひど い時には転覆してしまいます。 そんな小船が広い海を航海するにはどうしたらい いのか。 ちょっとしたヒントが示される一冊です。
2人のクライエントさんの存在により、心の揺れや戸惑い、カウンセリングとの出会いでどのようなことが起きてくるのかのイメージがより伝わってくるように感じました。 「働くこと」と「愛すること」の部分が特に印象に残りました。今まで出会った説明の中で、一番私にしっくりくる表現でした。 「夜の航海」の例えの...続きを読むように、それは揺れることも、危険に晒されることもあるのだけれど、「愛すること」を大切に生きていけたら、と思いました。
心の機微をとても上手に書く方だなと思いました。 ミキさんとタツヤさん、自分!?って思うほど共感してしまった…笑 特に響いたのはシェアとナイショ、スッキリとモヤモヤ。心に響く文章がたくさんありました。
苦悩、苦しみ、の構造を考え抜いて、そこからどう抜け出るか。 極端に走ることは、案外楽だが、その先には、乾き切った結論しかない。グラデーションを受け入れる、複雑なことを複雑なままに受け入れる苦しさを、周囲の助けを得ながら、時間をかけてやり続けることが、幸せを感じながら生きるために必要なのではないか。と...続きを読むいうことを説いている本。 案外いいことが書かれているように思う。
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東畑開人
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