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2022年公開の映画「大河への道」の原作本。立川志の輔の新作落語「大河への道」からの文庫書き下ろし。伊能忠敬亡きあとの測量隊が地図を幕府に上呈するまでを描く悲喜劇の感動作!
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Posted by ブクログ
地元の小学校の校歌に、”忠敬翁がしいた道”と歌詞が出てきて、街の方に敬愛されています。なので、松山さんの様な人(市役所に勤めていて忠敬さんを知らない人)はいないと思いました。
映画化もされた新作落語のノベライズ版。元が落語だけにテンポ良くスラスラと読める。オチも完璧。 伊能忠敬を主役とした大河ドラマの誘致を目指す市役所職員。新進の脚本家にプロットを依頼し資料を読み解いていく。その中で明らかとなる衝撃の事実。 テンポ良く笑いあり涙ありの感動作。
まず、友達から勧められて映画を見た。伊能忠能の事は「地図を作った人」くらいの認識しかなかったが、映画の冒頭シーン(忠能の死)から引き込まれた。完成した地図をお上にご覧いただく場面は圧巻だった!地図作りに尽力した人々の思いや苦労を想像し自分まで泣きそうになった。 映画観賞後に文庫本を購入。映画と本では...続きを読む若干内容が異なるが、それはそれで楽しめた。
話題の映画化原作、落語家:立川志の輔の人気演目小説版。 千葉県香取市の市職員が、地元の偉人である「伊能忠敬」の生涯をNHK大河ドラマのテーマにすべく奮闘する姿を描いています。 落語演目なのでもう少しユーモラスなのかと思ってましたが・・いや、なかなかに感動的なクライマックスでした。 映画、より「立川志...続きを読むの輔の高座で観たい!」と思わせる作品でした。オススメ作です!
51歳で隠居し、そこから天文歴学や測量学等を学び、日本全国を歩いて測量し『大日本沿海輿地全図』を作った伊能忠敬を題材に、立川志の輔さんが落語にした「大河への道ー伊能忠敬物語ー」の小説版。まさかそういうオチだったのかと、落語も聴いてみたいなと思った。それにしても、『大日本沿海輿地全図』が完成する数年前...続きを読むに忠敬は既に亡くなっていたとは知らなかった。
いやはや、伊能忠敬の執念というかすごい人だったことがこれでもか、これでもかと詰まった一冊。落語の原案というだけあってかなり緻密なお話で、オチもバッチリ。チュウケイさんと私まで言ってしまうほどにひきこまれ一気読み。大河いけるよこれは!!!
映画も面白かったけど、小説も読みやすくて面白かったです。小見川出身の人に地元では本当に「ちゅうけいさん」て言うらしいと聞いて感動しました。
伊能忠敬を大河のドラマにというプロジェクトをこなすために奮闘する香取市の職員とライター。その中で伊能忠敬を取り巻く人の奮闘ぶりが滲み出して、最後はプロジェクトの話に戻って面白いオチになる。簡単に読めて面白い一冊。
俳優たちの過剰な演技がない分、小説の方が純粋に話を楽しめた。端的にまとめられていて、良い歴史ミステリー。これは秀逸。
映画観に行って観終わって気になって買って読んだ。 やっぱり映画は原作とはちょっと違う(発案くらい?)のだな。映画は映画で楽しんだけど、原作やっぱり面白い。短いのが残念。と言うのか、伊能忠敬がそれだけ大きかったと言うことか。
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