ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
都心の高層マンションのモデルルームで、見学客の一人が撲殺された。持っていた名刺は偽物で、別人と判明。ついで北多摩ニュータウンで同様の撲殺死体が発見される。しかも被害者は、第一の被害者の偽名刺を持っていた! 長篇本格ミステリー。
ブラウザ試し読み
Posted by ブクログ
○死体たちがマンションで見つかった意味とは。結末は悲しい家族物語へ マンションのモデルルームで見つかった男の死体。直前まで見学していた彼は、同じく見学していた他の複数人に事情を聞くがわからない。名刺の肩書きや名前も大手企業の岡崎を騙っているようだし、品川署の田島刑事は困り果てる。 一方、これから入...続きを読む居だという家族が見つけた死体は、北多摩署の園田刑事が調べるものの、住宅公団の職員だという以外は出てこない…と思いきや、岡崎の名刺が出てくる。 そして次の殺人は、青酸カリを飲まされて海に投げ込まれた秋山という、岡崎を騙っている人物と一緒にマンションの見学をしていた女だった…! 田島と園田は連携しながら捜査を続ける。捜査線上に現れたのは、牛山という不動産業者と、あかねというバー経営の女。そして秋山へのお悔やみのハガキを出したとされた市川。岡崎を騙っていた栗原と関係しているのは誰か。そしてこの殺人はなぜ行われなければならなかったのか? 十津川警部シリーズとは一線を画すこの小説は、田島刑事が出てくるものの十津川警部シリーズに出てくる新聞社の田島とは無関係だと思う(が、ネーミングは近いものがあるはず)。 なかなか煮え切らない犯人や関係者たちに、刑事たちもしびれを切らしてしまうが、一つだけ小さな糸口が見つかる最後は、なんともの悲しい家族物語だっただろう。 それこそ、この本が書かれた当時の「マンションバブル」を象徴する話題を書いた、時事ネタ好きな作者ならではの切り口だったかもしれない。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
マンション殺人
新刊情報をお知らせします。
西村京太郎
フォロー機能について
「徳間文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
脅迫者
日本一周「旅号」(ミステリー・トレイン)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~
十七年の空白
試し読み
十津川警部 影を追う
日本ダービー殺人事件
イレブン殺人事件
東京駅殺人事件~駅シリーズ~
雨の中に死ぬ
「西村京太郎」のこれもおすすめ一覧へ
▲マンション殺人 ページトップヘ