仁義なき回収、堕ちていった女たち

金原猛

トイチ（10日で１割の利子）なんて安すぎる、基本はトゴ！ 年利2000％にのぼる、驚きの金利。それでも借りて、踏み倒そうとする客はいる。借りたことをボケて忘れる客、「アタシじゃない」と咆えるオバハン。警官も自衛官もご来店。返せないとどうなる？ 男なら海岸に首出しで埋められて“スイカ割り”の恐怖におののき、マグロ漁船行きや腎臓売買へ。主婦は公園でマワされ、風俗へ堕とされ、ＡＶ女優へ。都市伝説じゃなかった取立ての手口を、元闇金業者が大告白！

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ノンフィクション / ノンフィクション・ドキュメンタリー
• 出版社: 文藝春秋
• 掲載誌・レーベル: 文春文庫
• ページ数: 276ページ
• 電子版発売日: 2011年03月11日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

小難しい経済学書より、はるかに分かりやすい。生活密着型、経済学？笑
ドラマな一冊。確かに、こうして堕ちてゆくというのは頷ける。
女性の皆さん、お気を付けて。

[ブクログ · ★★★☆☆]

読む前にサイコメトラーを引っ張りだして
読んでたから、
全部あの絵柄で再生されて楽しかった。
改題は改悪だねー。

[ブクログ · ★★★☆☆]

金のためなら何でもやる闇金業者の著者(確実に地獄に堕ちる)が卑劣で残忍な実態を暴く。こんな連中から借金しても法的根拠はないのだから返済義務がないばかりか法的に違法だから契約すら成立してない。つまり借金でもない。他人口座のATMみたいなもの。好きなだけATMから引き出して訴えよう。
それにしても幼い子供達の話は心臓にナイフを刺されたくらいの痛みだった。