親指が行方不明

親指が行方不明

1,650円 (税込)

8pt

5.0

【名越康文氏(精神科医)、推薦!】
我々の心と意識と身体は、
実は別々のタップを踏み続けている。
足が絡まり転びそうになりながらも、
我々は人生という舞台で踊り続けるのだ。

普段見落とされている、
この生きづらさの本質を、
著者は活き活きと暴き出す。
このことが納得できるだけで、
どれだけ多くの人生が
救われることだろうか。

* * *

ぎこちない、まとまらない、よそよそしい。
この「こころ」と「からだ」をどう生きるか。
内側にある「もう一人の自分」との出会い方。

* * *

いつの頃からか両手の親指が「行方不明」になりがちだ。
親指がつながっていない感じがあるため拳を握るのが難
しい。感覚的にはみ出たまま、いつも熱を帯びている。
動くときは引っかかる感じがする。ズレは親指に限らな
い。僕はいろいろと不具合を抱えている――この探求が
僕と同様に困りごとを抱えている人の生きやすさにつな
がればいいなと思っている。(本書より)

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親指が行方不明 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年07月12日

    心からの声、勝手に動く身体、痛みを伴う出来事の数々に読んでいてざわざわしてきたのですが、読み進めていくにつれて明かされていく「層」の存在に最後は深く納得しました。

    前半部分ではまったく想像し得なかった着地点で、心の震えを感じています。
    身体は多層的であること。
    自分の身体の層に宿る他者の存在に気づ...続きを読む

    0

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