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第8回ネット小説大賞受賞作。 死神とは、魂を持たない冥府への案内人。人が旅立つ瞬間に立ち会い、彼岸への渡し賃として死者からひとつだけ好きなものを受け取ることを許されている。そして、ひと晩眠れば、あらゆる感情の記憶を手放すように作られている――。これは、死者から受け取った魂のかけらを絵の具にかえて絵を描き続けた死神、魂にやどる"色彩"に魅せられた「僕」の物語。
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Posted by ブクログ
切ない物語です。素敵でした。 全体的にとても美しく、綺麗な雰囲気を帯びている作品です。最終話に至るまで6話で構成されています。前半の3話くらいまでは短編として読み切っても綺麗に終われるような雰囲気です。 最終話を読んで全てが繋がるとより一層素敵です。 特に6話はそれまで通り淡々と美しく綴られているに...続きを読むも関わらず、何故か読んでいるだけで涙が止まらなかったです。 作者の方自身小説を書くこととは別で読書が好きなのだろうとか、様々な知識を持っているんだろうなとひしひしと感じる一冊でした。
ひとつひとつの話は切なく、最後も切ないのですが、救いのある終わり方でよかったです とりあえずみんな来世でもこれからでも幸せになってほしいです
物語は切ない感じで終わったけど 救いがあったかなと思います。 見ようによってはハッピーエンドなのかなと 思います。
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死神の絵の具 「僕」が愛した色彩と黒猫の選択
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長谷川馨
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