北朝鮮の経済 起源・形成・崩壊

北朝鮮の経済 起源・形成・崩壊

6,270円 (税込)

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【内容紹介・目次・著者略歴】
1930年代の経済統制期から近年の崩壊までの北朝鮮経済を、国内外を通じて初めて一貫した論理で説明する。
1945年8月8日に対日参戦したソ連軍は、その直後に朝鮮半島に進攻し、同月20日すぎには北朝鮮(38度線以北)のほぼ全域を支配下においた。これが北朝鮮における共産主義(金日成)政権の始まりであった。本書の課題は、この政権下の北朝鮮経済を実証的および理論的に解明することである。

【目次より】
凡例
北朝鮮概観図
はしがき
図表目次
序章 戦時期朝鮮の経済統制
1 農業統制 2 工業統制 3 むすび
前編 生成期の北朝鮮経済
第1章 農業制度の変革
1 土地改革の準備 2 土地改革の実施 3 国家統制 4 総括
第2章 穀物の徴収と生産・消費
1 穀物徴収 2 穀物生産 3 農民の穀物消費 4 むすび
第3章 工業
1 基本政策 2 国営沙里院紡織工場 3 生産の検証と考察 4 まとめ
第4章 労働者
1 公表文献にみる労働者 2 捕獲文書にみる労働者 3 職場離脱の要因 生活・労働条件 4 労働需給と労働者の性格 むすびに代えて
補論1 8・15前後の北朝鮮産業施設の破壊と物資搬出
補論2 1947年貨幣改革
後編 金日成体制下の北朝鮮経済
はじめに
第5章 農業の実態
1 協同農場
2 機械化,化学化
3 むすび
第6章 経済の構造と特質
1 構造 農業と工業
2 特質
3 総括
第7章 金日成体制の理論分析
1 独裁モデル
2 金日成体制
3 理論化
4 結論
補論3 援助と貿易
補論4 1990年代の食糧危機
補論5 農業崩壊のモデル分析
終章 結論
付表
あとがき
参考文献
重要事項略年表

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木村 光彦
1951年生まれ。北海道大学経済学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。青山学院大学国際政治経済学部国際経済学科教授。専門は、東アジア経済論。
著書に、『日本統治下の朝鮮』『北朝鮮の経済』『戦後日朝関係の研究』(共著)『北朝鮮の軍事工業化』(共著)などがある。

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