ブラック・ジャックになりたくて 形成外科医26の物語 生活人新書セレクション

岩平佳子

75歳で乳房を再建する老人の心意気。障害をもって生まれた子どもの明るい強さと家族の葛藤。幼な子のために刺青をとる父の優しさ……。知られざる医療の現場と、それをとりまく人間のドラマ。マンガの主人公「ブラック・ジャック」に憧れる気鋭の形成外科医が初めて明かすドキュメンタリー・エッセイは、さわやかな感動をさそう。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: エッセイ・紀行 / エッセイ
• 出版社: ＮＨＫ出版
• シリーズ: 生活人新書シリーズ
• ページ数: 208ページ
• 電子版発売日: 2011年01月31日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★★]

乳房再建術。女性にとっての乳房の意味や価値や、彼女たちが抱えた想いの深さを感じながら、そこに真っ直ぐに向き合う医師の姿が見えるようだった。

[ブクログ · ★★★★☆]

病院の話というのはなかなか表に出ないことが多いと思うんですね。
そういう意味でも実地の話を読めるというのは貴重かなと思います。

ましてや形成外科の第一人者くらいな人の話のようですので読む価値はあるかと思います。

払ってもいい金額：800円

[ブクログ · ★★★★☆]

友人に薦められて読みました。おもしろかったです。ブラックジャックの世界が現実にある。一つ一つのエピソードはページに限りがあるし、プライバシーの問題もあるだろうからあまり深くは掘り下げてないけど、いろいろな人生が想像できました。技術的なものにも驚くけど、病院てさまざまな人間ドラマが行き交うところなんだなぁ。絶版になってるのがもったいない！

[ブクログ · ★★★★☆]

医者ってスゴイ。この本を読んで、学習する意欲の大切さを学んだような気がします。逆境に自分の努力で立ち向かう強さとか、そんな大げさなものではないんだけれど自分で学ぼうとする姿勢って言うのは大切で必要なことなんだってコトがわかったような気がします。それぞれの話も興味深くて面白いものばかりでした。