現代倫理学の冒険(自由学芸叢書) 社会理論のネットワーキングへ

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4,180円 (税込)

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【内容紹介・目次・著者略歴】
メンバーの自由・平等・福祉をバランスさせる〈まともな社会〉のあり方をどう構想するのか――ロールズに始まる現代正義論は、この問いをめぐって果敢な論争を繰り広げている。著者はまず、その闘技場(アリーナ)へと読者を案内する。ついで学問の社会復帰を進めようとしている応用倫理学の現場からのレポートが記され、結びの架空対話編では、現代倫理学が切り拓いた地平が軽妙な語り口で描かれる。〈関連分野への越境と同時代への応答〉を実践し、規範的な社会理論のネットワーキングを志す現代自由学芸の騎士が綴った、冒険物語。人物データベースを併戴。

【目次より】
まえがき
第一部 現代正義論の構図
序章 正義論への招待
第一章 最大多数の最大幸福 功利主義
第二章 公正と平等 リベラリズム
第三章 国家と市場 自由至上主義
第四章 伝統と解釈 共同体論
第五章 ケアと正義 フェミニズム
第六章 福祉と自由 センの到達地点
まとめに代えて
第二部 応用倫理学の展開
序章 応用倫理学の挑戦 倫理学の社会復帰をめざして
第一章 民主主義と自由主義のパラドックス
第二章 自由・秩序・所有
第三章 リベラリズムの継承と克服
第四章 市民的不服従と新しい社会運動 《抵抗の根拠》を求めて
第五章 現代生物学とバイオ・ポリティックス 「社会生物学論争」をめぐって
第六章 介護・世話・配慮 《ケア》を問題化するために
結び マジカル・ミステリー・ディスコース フーコー、ハーバーマス、ロールズとの会話
啓蒙とカントをめぐって 正義と権力をめぐって 道徳と倫理をめぐって

プロフィール●現代の倫理学者たち
アロー/バーリン/ブラント/コーエン/ドゥウォーキン/フーコー/ギリガン/ハーバーマス/ヘーア/コールバーグ/マッキンタイア/ノージック/ヌスバウム/オーキン/ロールズ/セン/テイラー/ウォルツァー/ウィリアムズ/ウィルソン
文献表(欧文・邦文)


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川本 隆史
1951年生まれ。哲学者。東京大学名誉教授、国際基督教大学教授。東京大学文学部倫理学科卒業、同大学院人文科学研究科博士課程を単位取得退学。文学博士。専門は、倫理学・社会哲学。
著書に、『現代倫理学の冒険』『ロールズ 正義の原理』『共生から』
『ケアの社会倫理学』(編著)『マイクロ・エシックス』(共編著)『応用倫理学の転換』(共編著)など、
訳書に、アマルティア・セン『合理的な愚か者』(共訳)キャロリン・マーチャント『ラディカルエコロジー』(共訳)マイケル・ウォルツァー『解釈としての社会批判』(共訳)ジョン・E・ローマー『分配的正義の理論』(共訳)ジョン・ロールズ『正義論』(共訳)などがある。

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