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「すごい原稿がある」――ベストセラー作家が死の間際に残した一言より始まった原稿捜索。しかしそれは、出版業界を揺るがしかねないパンドラの箱だった……「創作」の倫理をも問う問題作!
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Posted by ブクログ
今迄の作風とは全く違っていた。一つの問題作となるだろう。作中の盗作問題と当時の時代背景60年70年代安保の時代、そして真実を知った後の文筆家としてそれを評伝として世に出す事の葛藤。堂場氏としては一風変わった作風となっていた。著者でなければ気がつかない業界のこともよく出ていて面白かった。
堂場の刑事の本を読んで来たが刑事が一度も出て来ない作品 亡くなった大作家岩佐の息子から操作を依頼され 出版助成編集者と同郷の作家が「未発表原稿」を探す内に事件を感じた。終わりは何か心の中に仕舞い込んだ2人すっきりしない終わり方 、この箱のような物語を開けなければ良かったと感じた堂場さんの本では珍...続きを読むしい本の様な気がした。楽しめた!
堂場さんとしては珍しい作家さんが主人公である意味舞台裏を描いた作品。悪くはないんだけど、すごく面白いってこともない。正直最後は不完全燃焼って感じ・・・
今までは、数多くの刑事シリーズを読んできたので、違う切り口から攻めてくるこの作品に少し驚いた。 ただベストセラー作家の死から「未発表原稿」を探しだすうちに事件を感じる予感… いや、刑事は登場しないが次第に堂場氏の筆を感じ出した。 作家と出版業界に纏わる内容なので、事件解決という気持ちの良い終わり...続きを読む方ではない。 開けなければよかったと思えるパンドラの箱かもしれない。 読者としてはエンタメとして楽しめたが… 作家の苦悩を垣間見た感が半端なかった。
亡くなった同郷の先輩大作家の評伝を書くとの名目で、出版社女性編集者と未発表作を探す物語。そこにはその後の華々しい歴史小説作家としての活躍とは一線を画す処女作であり文学賞受賞作の純文学作品の秘密があった。警察小説やスポーツ小説が主流の堂場氏の趣の違う異色作。十分面白かったが、謎を追っていく過程の登場人...続きを読む物たちの伏線が全部中途半端なのが勿体ない。結局読み終わってみると、作中作の「屈曲の海」が一番面白かったという皮肉さ。傑作とは言わないが読んで損はない面白さはある。マジで「屈曲の海」は面白い。。
淡々と「こういう経緯があり、結果こうでした」という作風に感じた。 なのでこの本の感想となると、ちょっと書くのが難しい。感動した部分も、新たな発見も特にないからだ。 ただ254ページの「風曲の海」にははっとした。 あれは右側にタイトルをもってきたのは大正解。
138昭和の高度成長期の安保と学生運動。浅間山荘。その時代の熱気は忘れたけど、考えるフリをした学生たちがいっとき時代を盛り上げたことは確か。しかし暴力革命は絶対に永遠に成功しない。まだ党要綱に載せてるところもあるけどね。読後感?虚しいです。
ある作家の謎が大きな闇に変わっていくミステリーというか、社会派小説。その謎を作家の唯一の弟子とも言える別の作家が中心に追いかけていく。これまでとはちょっと違った作風で、後半に80ページほどに及ぶ作中作が鍵を握っている。じっくりと味わう一冊。
同業者同士の付き合いを徹底して排除したベストセラー作家・岩佐友が死去した。同郷で高校・大学の後輩でもあるため唯一交流があった私(古谷悠)は、岩佐の息子から未発表原稿の捜索を依頼される。調べを進めるうち、思いもかけない岩佐の暗部が明らかになり……。 後半に作中作として掲載されている短篇の出来がキモだが...続きを読む、うーん微妙な感じ。特に苦労もなく真相に辿り着いてしまい説得力に欠ける。それが逆にリアルなのかなあ。
読み応えのある長編だったが、自分的にはハードボイルド警察モノの方が好み。前半で何人も関係者が出てきたが真相には関係無い情報提供者で終わってしまったのがやや残念。
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堂場瞬一
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