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津田塾大学の礎を築き、日本における女子英語教育の先駆者である津田梅子は、アメリカ留学中に生物学を専攻し、将来を嘱望された優秀な研究者であったことはあまり知られていない。帰国後なぜ生物学者への道を歩まなかったのか、歩めなかったのか。科学とジェンダーの視点から梅子とその時代を描き出す。
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Posted by ブクログ
津田塾の創設者としての津田梅子であるが、津田塾の学生はもとより、女子教育あるいはジェンダーとしての女子の理科教育として卒論を書こうとしている学生もその歴史として読んだ方がいいと思われる。 膨大な参考文献であるが、それをすべて読む必要はなく、女子の理科教育の歴史、という観点で、すぐに読める。
明治初期、6歳で米国に渡った女子留学生と知って、興味を持ちました。 一緒に留学した10代半ばの2人は早々にホームシックで帰国、結局10年間の予定の留学を続けられたのは、11歳以下で渡米した3人。若いって、すごい。 日本語は、日常会話は問題ないものの、少し外国人っぽかった?らしい。 誰とも違う経験を...続きを読む受け入れながら、さらに自分の人生を切り拓き、自分の使命を考え、全うしようと努力した方なのだと思う。
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