記憶がなくてごめんなさい

河崎芽衣

「やだよ、処女はめんどくさいから」ずっと幼馴染みというポジションから変わりたくて、やっとの思いで告白したもののこっぴどく振られ、智浩から逃げるために東京にやって来た美沙子だったが、ある日突然、同じ会社に転職してきた智浩。どうして東京に、しかも同じ会社…考えれば考えるほど頭が痛くなるばかりで、会社を休んで家で寝ていると、そこにはいちごを持った智浩がいて…。その他、階段から落ちて記憶をなくした女と、カメラマンと平凡なOLの恋愛、など大人の物語を詰めた短編集。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: 大洋図書
• 掲載誌・レーベル: 女たちのリアル
• 電子版発売日: 2022年02月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 146MB

[G · ★★☆☆☆]

えー？！…。

3話目のカメラマンとＯＬのカップルの話は…、彼氏の気持ちが理解できない。
カメラマンってみんなこんな感じなの？？。
なんかものすごく幻滅です。

何のために付き合ってるの？。
カメラマン彼氏は結婚する気が無いと言っていて彼女も始めは側に居るだけで良いからって、彼氏のワガママを聞いていたけど、彼女も人間だから気持ちなんてそのうちに変化するのが当たり前な訳で、アラサーや周りが結婚しているのを見ていると、結婚したい…となってきて、彼氏にそれとなく結婚やせめて指輪が欲しいなぁ…と言っても否定されたりで、極めつけは半年後にカメラマンとしての大きな仕事が海外であって、腰を据えて最低でも2年間は海外…と言われると彼女もキレますよね。

しかも｢ついてくるか？｣とも言わないで｢行ってくる｣だし。
その間、彼女は宙ぶらりんだし、知らない美人と歩いていた彼氏も目撃したけど彼氏も何も言わないし。
そんな状態で遠距離ってもちろん浮気も心配だし。

ラストもこの彼氏は考え改めなかったし、それでも彼女も何も言わなかったから勝手にしたら？って感じの後味悪い作品でした。