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10年共に暮らしたペットボトルの意外な正体、トリセツ554冊から浮かび上がる衝撃の真実……記事累計800万PVの人気ライターが「部屋だけ」で繰り広げる日常エンターテインメント。
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Posted by ブクログ
平たく感想をいうと「なにこの人、超ウケる」 もっと短くいうと「やばっ」なんだけど、それで言い済ませてしまうともったいない。 この「どうでもいいこと」を考察(というかもはや研究)してしまうあたり、超ウケるし、やろうと思ってしまうあたり、ヤバイ。 『1歳の君とバナナへ』で知り、めちゃくちゃおもしろいの...続きを読むで『0メートルの旅』も、この本も、わりと短期間で続けて読んだ(感想を読書メモに入れていて、更新していなかった) 子どもの自由研究の延長がどこまでも、何歳になっても、ずっと続いている感じが素晴らしい。 イグノーベル賞やタモリ倶楽部が好きな人は、きっとこの本を楽しめるだろう。 飲みかけのまま放置していた午後の紅茶、ミルクティー味との日々と別れ方。 ドコモ太郎の「人とナリ」の研究。 トーマス合計490話の事故分析。 「色彩ヘルパー」という色の名前がわかるアプリで、部屋の中にあるモノの色の名前を片っ端から調べ、269色全てを家中から探し出してみたり。 いやはや… 自分の子どもが将来、空想を巡らせながら何かに興味を持ったとき、どうしようか。「そんなくだらないことを」と言うかわりに「あなたのアタマの中だけではもったいない、ブログかなにかに書いてみたら?」と言える大人でありたい。
作者の家の中にある物に対する執着と観察力。そこから始まる妄想ロマンス。 自分の想像を超えてくる展開に目が離せなくなるし、結末が気になって仕方がない。 一度引き込まれたら読み終えるまで抜け出せない、異世界の様な物語。
著者の観察力と空想力と色々な物に対する偏愛がすごい。時間をかけて分析してデータ化する能力もすごい。無意味なことに全力で時間を費やすのって幸せな行為だなと思った。ニコルソンベーカーの中二階を彷彿とさせた。
面白すぎっ!! 結構マニアックやけど笑える。 トーマスの事故原因の分析とか バブの癒し効果とその要素とか そういう日常のことを解明していく、 無意識を意識にあげてくれる新発見✩.*˚ もっと読みたい。 物理系の理系かと思いきや、 カウンセリングの場面もあったりで、 著者に興味も抱く。 再読〜 や...続きを読むっぱり面白い。 もっとこういうくだらん事 研究してほしい
なんて充実したステイホームの本だろうか。 私にとって家はただ帰る場所だが、著者にとって家とは宇宙なのかもしれない。 2クールのアニメを見きったような達成感。 最終回に今まで出たのキャラクターが大集合する展開が好きな人にはたまらない構成。 最高でした。 子々孫々に伝えていきたい本です。
岡田悠さんの狂気とも思える観察力や洞察力が垣間見られる本。文章も面白く、とくにトイレの章(『地球の歩き方』100冊の詩的な一節で旅に出る)、寝室の章(122の花言葉からなる花瓶たちのロマンス)、部屋の章(269色を探して部屋をめぐる)は、なんだか読んでいて日常の中の非日常を味わえたのが不思議だったし...続きを読む面白かった。
作者は研究者に向いていると思う。docomoの説明書やトーマス、部屋中の色など、常人ではここまで観察できない。発想力もある。
面白かった。トーマスの話は声に出して笑った。 着眼点と発想と行動力、それを楽しく読ませる文章力、すべてがよかった。
わたしは、いったい、何を読んでいたんだっけ? 読んでる間、何度も首をひねった。 おかしい。たしか午後ティー偏愛を語られている気がしていたけど、倦怠期のお相手との話だっけ?
10年共に暮らしたペットボトルの意外な正体、トリセツ554冊から浮かび上がる衝撃の真実・・・記事累計800万PVの人気ライターが「部屋だけ」で繰り広げる日常エンターテインメント。ペットボトル・トリセツ・入浴剤・・・部屋にあるモノたちへの狂気の執念が導き出す、まさかの結末――。 前作では世界へ旅立ち、...続きを読む部屋で終わっていた岡田さんの本ですが、今回は部屋の中をめぐる"旅"。今回もめちゃくちゃ面白かった!普通じゃない(褒め言葉です)感性と発想に驚いてばかりでした。紅茶の行方がまた素敵なんだなあ~。部屋の中という一見閉ざされた世界に、小さな煌めきがこんなにたくさんあるんだ!と新鮮な気持ちでいっぱい。自分の部屋は元々愛着があるけれど、視点や考え方次第でもっと楽しくなるんだなと。退屈な毎日を一瞬で照らす魔法みたいだ。
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10年間飲みかけの午後の紅茶に別れを告げたい 部屋をめぐる空想譚
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岡田悠
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