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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 閉鎖的で非合理な「場」として語られるようになったライブハウス。社会の周縁へと押しだされながらも、その場へ集う人びとの実践を考察することで、協働的な「自分達にとっての価値」が生まれる道程を捉える。
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Posted by ブクログ
2022年刊。 タイトルから、比較的柔らかく、楽しく、市井のライブハウスについてある本科と勝手に思っていたら、序章と第1章はすこぶるアカデミックな、十分で豊かな専門的知識に裏づけられた社会学的論述に出会い、面食らってしまった。 著者は社会学者でもあり、かつ、自分でも演奏する(ソロらしいからギタ...続きを読むー弾き語りか?)ミュージシャンでもあって、方々のライブハウスに行き、その世界のただ中を経験しながら、未開社会にフィールドワーキングする人類学者のようにアカデミックな思考を深めていったようだ。 したがって、ありがちな「上から目線」で十把一絡げに恣意的な文化論をぶちまけるに留まらない、立体的で、個々の人間たちの生の重みをもしっかりと踏まえたような、生き生きとした学問が、ここにはある。 私もコロナ前の数年間、札幌のインディー・アーティストたちのブッキングライブやワンマンを幾らか見て楽しんだもので、ここに書かれた「ライブハウスにおける生態学」は何となく懐かしくも思えるし、私がうかがい知れなかった裏側も記されていて興味深かった。 これは結構良い書物だと思う。
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生井達也
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