秀吉と利休

秀吉と利休

1,320円 (税込)

6pt

4.0

勢威並ぶものなき天下の覇王・秀吉と、自在な境地を閑寂した茶事のなかに現出した美の創造者・利休。愛憎半ばする深い交わりの果てに迎えた宿命的破局――そこにいたる峻烈な人間関係を、綿密重厚な筆で描ききる、絢爛たる巨篇。女流文学賞受賞作。〈解説〉山崎正和

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秀吉と利休 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    利休と秀吉の関係にフォーカスを当てつつ、三男の紀三郎もかなり重要な役を担ってる。後陽成天皇行幸の半月後から利休が死ぬまでなんだけど、主要な人物の心理描写がなかなか。小田原で山上宗二を秀吉に会わせた時、それを黙っていたことで自分が被るかも知れないことを計算してたとか。利休が秀長が死んでから有力者に立て

    0
    2023年11月18日

    Posted by ブクログ

    利休の高弟に山上宗二がいる。宗二は秀吉の怒りを買い、追放となった。小田原に落ち着いたが、秀吉が小田原征伐を始めたことが不幸であった。秀吉は小田原にいた宗二を殺害した。耳と鼻を削いだ上で打ち首にした。宗二は利休以上に反骨精神旺盛な人物とのイメージがあるが、単に管理されることを嫌っただけであった。それが

    0
    2022年03月19日

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