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人類がテレポート能力に目覚めた近未来。事故で能力を失った赤川勇虎は、違法テレポートによる麻薬密売組織から逃亡した少女ナクサと出会う。逃亡の果て超越的な能力に目覚めた勇虎はこの宇宙の根幹に関わる秘密を知り……緊迫のハイパーインフレ瞬間移動SF
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Posted by ブクログ
普段全くSFモノは読まないが、表紙に魅かれて衝動買い。一気に読み切った。 しかしこの作品、ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作にも関わらず選評ではかなりこき下ろされているのである。物理好きが熱量だけで書いた感があるからだろうか…(笑)人物の心理描写を想像で補って読んでしまう自分には結構すんなり受け入れら...続きを読むれる流れだったなぁ、、というか自分の頭の中で流れる文章と似ているから読みやすかったのかもしれない。 個人的にはSFというよりほぼファンタジーとして楽しかった。 何より、映像化してみてほしい! 物理など毛頭分からない自分には設定の粗さが分からないが、marvelのような世界観に心躍ってしまった。marvelだってトンデモ設定だしね。 ただ一つ、表紙の男がとても勇虎だとは思えないんだけど…こんな華奢なイメージで読んでなかったからなんだか違和感。
運送会社に勤める主人公『イサトラ』はある日“道路”を“徒歩”で移動中、麻薬組織に追われる稀有なテレポーター『ナクサ』に出会う 彼女を見捨てられず助けるうち熾烈な闘いに巻き込まれてゆく近未来サイキックバトルSF 2029年、潜在能力『テレポート』を顕在化した人類は瞬く間にインフラを整備し『移動時間...続きを読むゼロ』の社会を確立 一方、国土廃棄物と化した高架道路に住まう人々など新しい世界観に魅せられる作品です ロードピープルの初対面の挨拶が気に入りました 私の好きな車はRX-7
2021年のハヤカワSFコンテストで大賞を受賞したSF長編。 「テレポート」が実用化した近未来の社会で、事故によりテレポートができなくなったことにより絶望の中生活を送っていた赤川勇虎は、ある日麻薬密売組織から逃亡してきた少女、ナクサと出会う。勇虎はナクサを助け、組織からの追手の攻撃に遭いながらも、...続きを読む自らの力に目覚めて立ち向かう。そして戦いを重ねるうちに世界の謎に気づき、、、。 というあらすじ。 敢えてこの小説をひとことで表すならば、「ピュアなSF」だ。 展開は古典的で、クオリティも決して高いとは言えない。しかし、練り込まれた設定と世界観は圧倒的。その重厚さに引き込まれた。 何よりも作者のこの小説への愛が伝わる。その熱量に読者も巻き込まれる。 惜しむべきは、主人公をはじめとした登場人物たちの感情の動きがよく分からないこと。「なんでそうなるの?」という行動が実に多い。むしろ敵側の方が行動が一貫しているために共感を覚えてしまった。 他にも、終盤になっていきなり東洋哲学が登場してくるなど、ツッコミどころは多い。 それでもSFとしては楽しめる作品だと思う。 作者の構想のスケールの大きさには脱帽であるし、物理と哲学を大胆にミックスさせるという試みの意図もわかる。今後が楽しみな作家のひとりだと言える。
感想。巻末にあるハヤカワSFコンテストの選評にあるとおりです。「エネルギーと可能性は感じるが文体も構成もガタガタで欠陥が多い作品」。 圧倒的なパワーは感じる。世界観を組み立ててそこに我々を巻き込もうと伸ばされてくる手を感じる。だけどストーリーはご都合主義で進むし主人公は巻き込まれ型での物語展開の割に...続きを読むあっという間に順応したり、急に全て捨てたくなったりキャラ設定が安定しない。やたらと現れる戦闘シーンも全体を読む限り何故その組織において戦闘が必要なのかよくわからないし世界設定が巨大なんだか矮小なんだかもわかりにくい。 だけどとにかく熱がある。人類がテレポート能力に目覚めた近未来でテレポートによって変わったその世界という設定は面白かったし、テレポートの危険性を避ける為に人類がテレポートをコントロールしていく中でそのコントロールからははみ出して行われる正真正銘のテレポート(本の中では古典テレポートと言われる)についての設定も面白かった。 猛烈に「処女作」を読んだんだなという感じがする。 星は甘めの4つ。ガタガタだけど引き込まれるのは確かなので。
テレポート能力に目覚めた人類。そこでは新たな問題と差別が起こっていた。 面白いは面白いんだけど難しいハードSF系。途中で理論的な部分は諦めつつ読んだ。スターシェイカーというくらいだから宇宙とかかと思いきや、地上世界のパーとはマッドマックスのようなバイオレンスワールド。 最後の方で表題の意味は解った気...続きを読むがする。
近未来は本当に良いですね。 人間が想像出来るギリギリが描かれる、一種のスリルを体感できる。 今回はそれが"テレポート"で、頭の悪い私にもなんとかわかるように、作中で物理学等を細かく説明してくれて読みやすかったです。 主人公の場面によって変わる態度やセリフが、時折寒いなと思う事もあ...続きを読むりましたが、まだ若いと聞きましたので、今後の作品でそういった部分が研ぎ澄まされて行くのかと思うと、ずっと作者の作品を読んでいきたいと思います。
テレポートが当たり前になった時代のボーイ・ミーツ・ガール。 初手の事故の描写で意外と血生臭いなと思ったら、バトルも多くまた犠牲も凄かった。世界が変わりすぎて、ただその描写を自分の中で処理するのが難しくて特に前半は進みづらかった……
移動手段はワープボックス(WB)と呼ばれる瞬間移動のようなものを使って行き来する近未来。 WBを使って宅配していた勇虎は、ある出来事がきっかけでPTSDにかかり、WBのない生活を送っていた。 そんな時、ナクサという少女に出会ったことから、全てが一変した。ナクサは、ある組織に追われていた。一緒に逃亡し...続きを読むていくうちに勇虎は、いつしかテレポート能力が目覚めていった。ナクサはどんな少女なのか? 第9回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作。 ザ・SFを読んだような世界観やアクションを味わえました。移動手段がWBということで、ふっと頭に浮かんだのがドラクエに出てくる「旅の扉」でした。それに似た存在が蔓延る近未来。それにつれて不要になった高速道路。考えてみれば、ありそうな設定だなと思いました。 今までは、便利だと思っていた「テレポート」が、まさかこう変化するとは…。免許制のテレポートなど「近未来」の着想が面白く、大いに楽しめました。 ただ科学的、特に物理学的の分野ですが、なかなか読み解くのに難しい部分もあって、世界観を紐解くのに苦労しました。さらに主人公の勇虎ですが、読み進むにつれ、性格が変わっていく印象があり、どちらかというとアニメのような存在かなと思いました。 そう考えると、優秀賞の「サーキット・スイッチャー」の方が、より現実的で、個人的にはこちらの方が好きでした。 ただ、より近未来、よりSFを味わい方には、この作品が好まれるかと思います。 勇虎が体験する、仲間意識や誰かを守りたい気持ちが段々と芽生えていき、一層組織との戦いに味付けをしてくれます。 久しぶりにSFの王道を走っているような世界観を味わうことができました。
これぞSFらしいSFで、スケールがデカい。「ロードピープル」の世界観がかなり特殊で面白い。テレポートの能力者バトルの描写や、話が進むにつれての主人公の思考の変容具合で読みにくいところはあるもののアイデア満載で楽しめた。
テレポートによる作用設定や世界観が面白い ギャラクシー敵大風呂敷なのに引張強度が高く吸い込まれるように読んでしまった 断面の切り替えのよさというか未練がないというか、ズルズルしない面、そこは?みたいなツッコミもあるけど 章を追うごとに変化する主人公キャラは、テレポートでの前頭葉摩耗または活性化、戦闘...続きを読む能力アップなどによるものだと、多少いいように解釈する
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