「一万円選書」でつながる架け橋 北海道の小さな町の本屋・いわた書店

「一万円選書」でつながる架け橋 北海道の小さな町の本屋・いわた書店

1,760円 (税込)

8pt

詳細なカルテを基にお客さん一人ひとりにあった本を
選書するサービス「一万円選書」で注目!

1冊ずつ心を込めて「売れる本」ではなく「売りたい本」を売り、
読者が運命の1冊に巡り合うお手伝いをする、小さな本屋さんの物語。

本の中になにがある、字がある。
字の中になにがあるか、宇宙がある。

「本が好きなんです。それに尽きます。
いい本をみんなに読んでほしい。
一人でも多くの人に本の面白さを知ってほしい。
そのためだったらな何だってやるつもりです。」

北国の小さな本屋が、どんな工夫とアイデアで苦境を乗り越えたのか? 「本が読まれない」といわれるこの時代に、こんなにも人々を魅了する一万円選書の魅力とは?
そして、お客さんのカルテを基に選書を担当している本の目利き・岩田徹さんはなぜそこまで今その人に必要な心をゆさぶる本を選ぶことができるのか?

第1章 一万円選書のすべて
究極の問い
三日天下
本屋の神様
ネットの世界でバズる
選書カルテ
カルテの読み込み方
賢者を紹介する
どうせなら美味しいものを食べたい
本を選ぶコツは本を読むコツ
手紙を添えて
システムの確立
ドキュメント 一万円選書
プラットホーム
どうぞ真似してください

第2章 負けて負けて迷って迷ってやっと見つけた
本こそが庶民の娯楽の王様だった
砂川で本屋を始めた両親
サラリーマンを経て書店主へ
バブル崩壊後の焼野原
砂川地域大学という挑戦
あの手この手
売れない理由なんて100でも言える
店内レイアウト試行錯誤
消してはいけない炎
作家‣笠井一子さんとの出会い
うちが責任を持って売るから!
原動力

第3章 本屋が生き残るために
苦言を呈します
小さな本屋が革命を起こす
全国の個性派本屋さん
いわたま選書
他業種とのコラボ
図書館がうらやましい
みんなにもっと本を読んでほしい
オンリーワン

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「一万円選書」でつながる架け橋 北海道の小さな町の本屋・いわた書店 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一万円選書に応募してみたくなりました。

    お一人お一人との出会い、一冊一冊の本を大切にされていることが伝わってきました。

    大きな本屋さんもいいけれど、個人が経営している本屋さんものぞいてみたくなりました。

    0
    2024年04月23日

    Posted by ブクログ

    一万円選書お願いしてみたくなった
    カルテ私も長々と書いてしまうんだろうな

    今の人は本を読まないのではなくて
    どの本が良いのか分からなくて、読まないのではということになるほどなと

    0
    2024年02月13日

    Posted by ブクログ

    読む前から「いわた書店」さんの一万円選書に応募したいと思っていた。何故なら、最近読書を始めたから。きっと、つまらない本を何冊か読んだら読書を止めてしまうと思うから。
    岩田さんは私にどんな素敵な本をお勧めしてくれるのだろう。とっても楽しみ。

    最近、いい本に出会えている。自分の興味がある事に関係してい

    0
    2023年09月01日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに本を読んでワクワクしました。
    本を愛する方、本屋を愛する方、本に携わる仕事をしている方に是非読んでほしいです!

    本を愛する気持ち、読者を愛する気持ち、本への熱意がとても伝わります。
    感動しました。
    強烈なエネルギーは感じるんだけど鬱陶しさがなく優しく伝わってくる。

    好みな物だけでなく色

    0
    2023年05月18日

    Posted by ブクログ

    ポプラ新書から発売されている書籍も同じことが言えますが
    岩田さんの文章がとてもおもしろく
    ストレスなく読み進めることができました。

    一万円選書が誕生した背景だけではなく
    北海道空知地方の歴史も垣間見ることができます。

    本書を読むと、一万円選書に対する憧れが強くなるとともに
    いわた書店を訪問したく

    0
    2022年10月29日

    Posted by ブクログ

    これからの本屋が変わるきっかけになる話でした。
    ただ世間で売れている本を置くだけの物が正解なのか、それぞれのお店により役割があると感じました。これからはこだわりを持ち、それをどのようにして多くの人に認知してもらうか、面白い本を探すのに時間もかかるし、だから面白いと言うこともある程度伝えないといけない

    0
    2022年08月04日

    Posted by ブクログ

    読み比べたら、同じことが書いてあるようで、そうではない。
    こちらの方が岩田さんの肉声が聞ける、そんな感じがしました。岩田さんの考え方が、よりわかりやすい。
    地方の一書店のことを、地方の出版社が出版する。内容もメジャー向けとは違う語り口で、素晴らしい。

    この本は書店の、北海道に関する出版物コーナーに

    0
    2023年01月14日

    Posted by ブクログ

    筆者の本への愛情を感じて一層本が好きになり、本屋としてのプライドを感じて本屋を好きになった。読書って読書しない人には孤独な行為に思われるかもしれないけど、時空を超えて人と繋がれるもの。繋がりを生み出す本屋さんのことをもっと知りたいなあと読後感のいい本だった。

    0
    2022年11月12日

    Posted by ブクログ

    『一万円選書』で有名ないわた書店店主・岩田氏が書かれた本書。

    著者の本が大好きな気持ち、本への情熱が伝わってきた。

    本屋の苦境への苦言がよかった。

    そう、おもしろい本はあるのだ。ただ出合えてないだけなのだ。

    ベストセラーよりも、誰かがオススメする本を読みたい。

    読んでいて素敵だなと思った言

    0
    2022年05月16日

    Posted by ブクログ

    もはや選書してもらうより選書してみたいと思っています。自分もこれだけ読んでいると誰かの役に立ちたいなあと思う今日この頃です。
    大変だろうなとは思うものの、いいなあ。うらやましいなあという気持ちであります。
    それにしても、本が売れないという昨今でここまで注文殺到にまでするというアイディアがすごい。TV

    0
    2022年05月02日

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