邪馬台国再考 ――女王国・邪馬台国・ヤマト政権

邪馬台国再考 ――女王国・邪馬台国・ヤマト政権

770円 (税込)

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長年にわたり論争となってきた邪馬台国の所在地。考古学では、纒向遺跡の発掘により畿内説で決着したとされるが、歴史学の文献研究では『魏志倭人伝』の記載から九州説が支持されている。本書はこの矛盾の解決を図るべく、畿内ヤマト国(邪馬台国)と北九州ヤマト国(女王国)が併存していたとし、卑弥呼は後者の女王と考える。さらに『日本書紀』『古事記』などの史書や大和朝廷に直接つながるその後の歴史との親和性・連続性も検討し、文献史学と考古学の研究成果の調和を目指す。

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邪馬台国再考 ――女王国・邪馬台国・ヤマト政権 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    魏志倭人伝の邪馬台国は、大和のヤマト王権で卑弥呼は九州の女王国という、陳寿の解釈違いがあったとの根拠にした解説。そういう考え方もありか、という感想でした。

    0
    2022年04月27日

    Posted by ブクログ

    畿内ヤマトと北部九州ヤマト、ふたつのヤマトを想定し、魏志倭人伝の記述は両者を同一のものとする誤解によって成ったという説。
    前者(畿内纒向)が邪馬台国で後者(筑後山門)が女王国として存在するが、
    卑弥呼や壱与がいたのは女王国、使訳の通ずる所の国々が盟主として頂いたのも女王国であり、魏志(陳寿)が記述を

    0
    2022年04月11日

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