市民のための世界史

市民のための世界史

新しい世界史がはじまる

世界史全体を鳥瞰した構図の提示
先端研究と新領域の多彩な記述
固有名詞や年代の羅列を排除
中学・高校の歴史学習との連携
市民が読める教養としての歴史

カリキュラムの矛盾や入試問題に災いされて、高校生の歴史認識は後退している。本書はそのような現状を跳ね返し、歴史を学ぶ意義や面白さを知ってもらうことをモットーに、全国の高校教員と協力して作られた。人名や年号は極力減らす、「像を結ぶ」「因果関係や背景がわかる」説明を目指す、要所に学習者への問いかけを挟むなど様々な工夫をして、歴史に親しむ習慣を養う。市民向けや入試の副読本にも使える画期的な教科書。

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市民のための世界史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本書は日本独自の「日本史・東洋史・世界史」という三分体制の弊害で特に近代以降の世界全体を見渡した歴史の教科書がないという問題意識を起点とした大阪大学の「挑戦」によって編集されたものである。マクニールの「世界史」も同様に世界各地域は相互に影響を受けて歴史を紡いでることが本書を読めば、理解できる。特に日

    0
    2021年07月03日

    Posted by ブクログ

    歴史の教科書的な本としては,今までで最高の本だと思います.ことさらに年号や固有名詞を強調することもなく,「流れ」を中心とした解説になっています.

    0
    2020年08月07日

    Posted by ブクログ

    約300ページに古今東西の人類史がよくまとまっている。一般的な教科書のように無味乾燥の年号と出来事、人名を列挙するのではなく、その時代の注目地域を深堀したうえで周辺諸国や派生事象が述べられる。ひとつの歴史がどこからの歴史のきっかけになっており、歴史のダイナミズムと世界は繋がっていることを実感できる。

    0
    2019年12月04日

    Posted by ブクログ

    高校で世界史まともに教えてもらえなかった大学生用、という感じ。必要性はよくわかる。現代史のところはちょっとクセがある。分量的にも適切な感じだし、高校世界史の教科書がわりに1冊もっていてよいのではないか。

    0
    2021年01月05日

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