P+D BOOKS 故旧忘れ得べき

P+D BOOKS 故旧忘れ得べき

715円 (税込)

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左翼運動後の虚無感を描く転向文学の名作。

「僕なんぞ因循で自分ながら厭になる、英語の本屋に毎日勤めているんだけど、つまらない、つまらないと言いながらいつの間にか年とって死んでゆくのかと、時折考えて、くらーい気持になってしまうんですよ」
――小関の虚無的な気持、待てよ、それは俺のものでもある、同時に俺たちと同時代の青年の大半が現在陥っている暗さだ――
旧制高校時代、マルキシズムに傾倒していた小関健児と篠原辰也。一方は現在、安月給の雑誌社勤め、もう一方は羽振りのいい金持ちの息子と境遇は大きく違うが、ともに“転向”による虚無感を抱えながら生きていた――。
著者自身の体験に基づいた“転向文学”の傑作で、第1回芥川賞候補作。

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P+D BOOKS 故旧忘れ得べき の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    P+D BOOKS
  • ページ数
    230ページ
  • 電子版発売日
    2022年01月13日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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