もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた

もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた

1,870円 (税込)

9pt

もし、あの時代に「広報」がいたら、日本の歴史は大きく変わっていたかもしれない――。

本書は大政奉還、本能寺の変、関ケ原の戦い、武田信玄の死といった、誰もが知る日本史の大事件を題材に、マスコミ向けの報道発表資料である「プレスリリース」を作成し、企業や組織による情報発信の重要性や広報という仕事の面白さについて解説しました。
著者はアップル、そして現在は日本の大手パソコンメーカーで広報部門を率いる現役バリバリの広報マン。日々、手強いマスコミの記者を相手に記事化を働きかける熟練の広報テクニックを武器に、歴史の斬新な見方も私たちに提示してくれます。

客観的な事実の記録と思われがちな日本史ですが、実はある一方の側からの視点(大抵は時の為政者)で綴られているケースが少なくありません。著者はそこに着目し、情報を効果的に拡散させるべく、その時代にマスコミが存在すれば飛びつきそうな新しいアングルでプレスリリースを書き綴っていきます。もし、あの時代に有能な広報マンがいて適切な情報発信を行えば、歴史は全く違った方向に進んでいったかも……収録された抱腹絶倒間違いなしのエピソードからは、そんなロマンの香りすら漂ってきます。

さらに今回、歴史コメンテーターで東進ハイスクールのカリスマ日本史講師として知られる金谷俊一郎氏が監修を務めました。単なるフィクションに終わらない、歴史本としても説得力のある内容で構成されています。

...続きを読む

もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった

    広報ってこういう仕事なんだって言うことがわかったし、歴史も面白いなと思えた

    0
    2023年12月15日

    Posted by ブクログ

    これは楽しい歴史本です。

    実際に起きた歴史的事実を時の為政者が、プレス
    リリースをすればどんな内容になるのか。

    例えば「忠臣蔵」の敵役で知られる吉良家は、吉
    良上野介が赤穂浪士に殺された時に、適切なリリ
    ース(あだ討ちは当時でも認められていなかった
    ので、暴挙である、など)をしていれば、現代に

    0
    2023年02月09日

    Posted by ブクログ

    著者は、数々の企業を経て、アップルの広報等も担当した企業広報のプロ。
    日本の歴史上の事件や出来事、人物を題材に、その当時に、もしも現代の広報がいたら、プレスリリースはどのようなものを発表したのか。というコンセプトの本。
    神話の時代から明治時代まで計42のテーマを、リスクマネジメント、制度改革、マーケ

    0
    2023年03月19日

    Posted by ブクログ

    話題になっていたので、気になって読んでみた。
    ビジネス書でもあり、歴史(エンタメ)書でもあり…これは期待値が上がるが、果たして?

    私自身は広報業務はしたことがなく、社内報に課として連載をしていたくらい(でも3年も担当した!)。
    このようなプレスリリースを見てみると、広報とはわりと攻めの部署のようだ

    0
    2022年09月24日

    Posted by ブクログ

    歴史で起こったことを今の時代だと、どうプレスリリースされるかという本。
    本心はこうだけど、表向きはこう言わないと世の中、納得しないよねっていうように表現していて、なかなか面白かった。

    0
    2022年05月29日

    Posted by ブクログ

    大政奉還など歴史上の事件や人物を題材に、架空のプレスリリースの事例を紹介し、広報のポイントを伝授。
    歴史上の事件についてプレスリリースがされたらどうなっていたか、という発想が斬新で、広報のコツも学べる歴史エンタメ本としてなかなか面白かった。ただ、プレスリリース例の文章が緩すぎる気がして広報としての実

    0
    2022年04月06日

    Posted by ブクログ

    「広報」×「歴史」という切り口が大変興味深かったです。
    広報とは縁遠い職種ですが、活用出来る機会を見つけたいと思います。

    0
    2022年01月18日

    Posted by ブクログ

     歴史好きの方には、少々物足りないかもしれない。
     歴史上のいろいろな出来事・イヴェントについて、広報がいてプレスリリースを書いたらどうなるか。発想はおもしろいと思うが、プレスリリース自体がありきたりな感じがした。
     歴史上の事実とその後の展開が決まっているのだから、その制約からは逃れられないからだ

    0
    2023年08月13日

    Posted by ブクログ

    歴史的な有名な出来事や人物について広報としてプレスリリースを書いたらどうなるかを歴史好きで広報の仕事を長年続けている著者が書いた一冊。

    リスクマネジメント、マーケティングなど多岐にわたる分野で歴史的な事件などを広報の視点からプレスリリースを出すという行為を行うと現代の危機管理につながる部分もあり勉

    0
    2022年11月21日

    Posted by ブクログ

    もっとふざけた内容かと思ってたら、思いの外骨太な内容。とはいえ、本書に掲載されているプレスリリースを読むとニヤッとしてしまう。仕事でプレスリリースを書くことはないので役には立たないけど面白かった。

    0
    2022年04月07日

もし幕末に広報がいたら 「大政奉還」のプレスリリース書いてみた の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す