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一九四四年一月,アウシュヴィッツに送られた少女は,壮絶な日々の末に生きのびる.戦後,長い沈黙を経て,三〇年にわたり自らの体験を語り続けた.九〇歳を迎え,活動に幕を下ろした年に行った最後の証言を,インタビューとともに収録.そこには差別,憎悪,分断がはびこる現代への警告と,未来への一筋の希望が見える.
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Posted by ブクログ
むごすぎる。 人間が、人間に対してこんなこと出来るんか。と、改めて思う。 戦争中はきっと、こんな事がいっぱいあったんやろうと思うけども、酷すぎる。 軍医も、名前変えて生き延びるとかありえない。 リリアナさんが仰ってた、無関心が1番ダメなこと。 本当にその通りなんだと思う。 もっと、色んなことに関心...続きを読むをもって学んで、考えて生きていかないと、また同じことが繰り返されてしまう。 平和の砦についても、それこそ、食についてもとても勉強になった。 とても、とても、色んな事を学ばせてもらい考えさせて頂けた本やった。
アウシュビッツは義務教育での社会でも習うほど有名である。その悲惨さも知る人の方が日本人でも多いが、それだからこそ気づかない部分も多く、自分はまだまだアウシュビッツについて不完全な知識しかないのだと実感した。この本は生きる上でも歴史を知る上でもとても大切な事を教えてもらえる一冊だ。
わずか13歳にしてアウシュビッツ強制収容所に入れられ、死の行進を経験したリリアナ。 彼女が語り部を続ける背景には人類の戦争という惨たらしい歴史を繰り返さぬよう語り続けるだけでなく、現代にも残る憎悪に危機感を感じているからである。 「前に進むのよ。自分の足で一歩、また一歩」 というどんな過酷な状況で...続きを読むあっても生きる選択をしてきた彼女のメッセージが印象に残った。
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アウシュヴィッツ生還者からあなたへ 14歳、私は生きる道を選んだ
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リリアナ・セグレ
中村秀明
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