江戸の朱子学

江戸の朱子学

1,540円 (税込)

7pt

4.0

中国・南宋の朱熹の思想、朱子学は江戸時代においていかなる機能を果たしたのか――。受容とともに新たな思考が生まれてゆくさまは、従来の体制教学という理解を一面的なものとせずにはいない。とりわけ、朱子学と反朱子学の応酬は結果としてこの時代の思想表現を豊かなものにし、日本の近代化への足掛かりをも作った。本書では、朱子学の骨格から江戸時代における展開、近代化に及ぼした作用までを論じ、日本近世の知的状況を眺望する。

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江戸の朱子学 のユーザーレビュー

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    購入済み

    勉強になる。

    匿名 2023年03月24日

    この本は江戸の朱子學の研究史を概観するのにも最適である。

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月02日

    江戸時代における朱子学の受容が果たした役割について論じている本です。

    丸山眞男は、自然と規範が一つになった朱子学が江戸幕府の体制教学となり、荻生徂徠によってそうした朱子学への批判がなされたことを、日本精神史における「近代」の萌芽として評価しました。このような見解に対して、江戸時代の当初から朱子学が...続きを読む

    0

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